福穆薩真理國國徽旗(National Emblem and Flag of Formosa)

2017年4月30日 星期日

日本天理教原典《御筆先》:第十七號

1
いままでハなんのみちやらしれなんだ
けふからさきハみちがわかるで
迄今不知是何道
今後此道可分曉
2
このみちハどふゆう事にをむうかな
かんろふたいのいちじよの事
對於此道如何看
一心要將聖台建
3
このだいをどふゆう事にをもている
これハほんの一のたからや
對此聖台思何如
乃是悟區至寶物
4
これをばななんとをもふてみなのもの
このもとなるをたれしろまい
汝等對此如何思
此台根源無人知
5
このたびハこのもとなるをしんぢつに
とふぞせかいゑみなをしへたい
今願將其根源事
完全告與世人知
6
このもとハいさなきいいといざなみの
みのうちよりのほんまんなかや
伊咱那義與伊咱那密
根源即在其體正中央
7
そのとこでせかいぢううのにんけんわ
みなそのぢはではじめかけたで
世界所有全人類
無不創自原地內

8
そのぢばハせかい一れつとこまても
これハにほんのこきよなるぞや
所謂原地如何講
世界人類原故鄉
9
にんけんをはじめかけたるしよこふに
かんろふたいをすゑてをくぞや
神要建立甘露台
證明人類所由來
10
このたいがみなそろいさいしたならば
どんな事をがかなハんでなし
此台如若皆建成
任何祈求無不應
11
それまでにせかいぢううをとこまでも
むねのそふぢをせねばならんで
建成以前全世上
必將心塵皆掃光
12
このそふぢとこにへだてハないほとに
月日みハけているとをもゑよ
清掃心塵不區分
月日鑑別世人心
13
月日にハどんなところにいるものも
心しだいにみなうけとるで
月日不管人在哪
皆按存心來接納
14
いままでハとんな心でいたるとも
いちやのまにも心いれかゑ
過去存心且不問
只望一夜能改心

15
しんぢつに心すきやかいれかゑば
それも月日がすぐにうけとる
若真徹底改換心
月日亦必立接應
16
月日にハせかいぢううハみなわが子
かハいいいばいこれが一ちよ
人皆月日之子女
故以深慈疼愛人
17
いままでハどんなものでもむねのうち
しりたるものわさらにあるまい
至今無論任何人
皆不知曉神內心
18
このたびハとんなところにいるものも
むねのうちをばみなゆてきかす
此番無論何處人
神心皆告汝世人
19
これまでハかへひとよにてへたてたら
なにをゆうても一寸もしろまい
至今如隔一層壁
無論言何皆難悉
20
けふからハよこめふるまもないほどに
ゆめみたよふになにをするやら
今後無暇左右盼
如夢難知何事顯
21
いままでの月日ざねんとゆうものわ
なかなか一寸の事でないぞや
迄今月日神遺憾
決非輕微小事件

22
けふまでハなにもしらすにいたけれど
さあみへてきたゑらいほんみち
至今任事雖不知
康莊正道即可視
23
このみちをはやくみとふてせきこんだ
さあこれからハよふきつくめや
欲速觀此心焦急
康樂豐實今將至
24
このはなしどふゆう事にをもうかな
ふでのさきがなみへてきたなら
對於此話如何想
御筆先言若實現
25
いままでハとのよな事もきいていた
このだびこそわざねんはらすで
至今任事皆聽恕
此番神憾定消除
26
このはらしとふゆう事にをもうかな
なんどきどこでしりぞくやらな
對此消憾如何思
不知何時何地止
27
これまでのながいどふちうこのざねん
一寸の事でハないとをもゑよ
長年久積此神憾
切莫將其輕微看
28
これからハこのかやしをばするほとに
みな一れつハしよちしていよ
今後對此將回報
汝等世人須知曉

29
せかいぢうどこのものとハゆハんてな
月日しいかりみな見ているで
不言世上何處人
月日無不皆看穿
30
どのよふな事をゆうてもをもふても
月日しらんとゆう事ハない
所言所思一切事
月日無一不詳知
31
このさきわどよな事をするにもな
月日さきゑとことわりてをく
此後無論行何事
月日預先告人知
32
これからハ月日ざんねんでたならば
とのよな事があるやしれんで
今後月日如顯憾
不知何事將出現
33
けふの日ハどのよな事もつんできた
神のさんねんはらすみていよ
任事將顯時已至
消除神憾可待視
34
いままでハこのよはしめたにんけんの
もとなるぢばわたれもしらんで
創世創人此原地
迄至今日無人悉
35
このたびハこのしんちつをせかへちうゑ
どふぞしいかりをしゑたいから
故此今向全世界
將此真實欲詳解

36
それゆへにかんろふたいをはじめたわ
ほんもとなるのところなるのや
故而始建甘露台
乃因創世根源在
37
こんな事はじめかけるとゆうのもな
せかいぢううをたすけたいから
所以要建此聖台
乃因欲拯世人哉
38
それをばななにもしらさるこ共にな
とりはらハれたこのさねんわな
子女對此毫不知
撤去聖台是憾事
39
しかときけこのさきなるハとのよふな
かやしあるやらこれしれんでな
汝等細聽今後事
將與何報莫能知
40
月日よりこのざんねんとゆうのわな
なかなか一寸の事でないぞや
須知月日神遺憾
決非輕微小事件
41
かやしても一寸の事とハをもうなよ
どんな事をば月日するやら
莫將回報輕微看
不知月日何事顯
42
このはなしなんとをもうぞみなのもの
神のざんねんゑらい事やで
此言汝等如何思
可知神憾甚激烈

43
いままでハどのよなみちもたんたんと
とふりぬけてわきたるなれども
至今無論任何路
雖然漸次皆走出
44
もちいとのこくけんきtらんそれゆへに
ちいとしていた事てあれとも
時機不久即將來
故而月日仍靜待
45
けふの日ハもふぢうふんにつんてきた
こくけんきたらづぐにきゃすで
現今時機已逼近
時至定將回報行
46
この日ハないつの事やとをもている
廿六日がきたる事なら
可知此日指何時
一切顯於二六日
47
それからハなんてもかてもしんちつの
心それそれみなあらわすで
此後所有一切事
按汝真心皆顯實
48
こんな事なんでゆうやとをもうなよ
かハいあまりてゆう事やでな
莫認何以講此事
因人可愛故使之
49
月日にハせかいつううのこどもわな
かハいばかりをふもているから
月日只因全世人
皆是可愛子女身

50
それゆへにせかいつううをどこまても
むねのそふぢをしたいゆへから
故而世界各地方
欲將心塵皆掃光
51
このそふぢどふゆう事にをもている
たすけばかりをふもているから
對此掃除如何思
只想進行拯救事
52
たすけでもあしきなをするまてやない
めづらしたすけをもているから
拯救不僅治病疾
並願拯救顯珍奇
53
このたすけどふゆう事にをもうかな
やますしなすによハりなきよに
對此拯救思如何
不病不死不衰弱
54
こんな事いままでどこにない事や
このしよこふをしらしたさやで
此事至今從未見
今欲將其證據顯
55
これまてハどこたつねてもない事や
このたび神がはじめたさやで
尋遍到處未有事
此番要由神開始
56
けふまでハとんなみちやrしれなんだ
これからさきハみちをしらする
至今不知是何道
此後將道告汝曉

57
このめちハどふゆう事にをもうかな
月日さんねんいちじよの事
此道汝等如何看
月日專欲掃神憾
58
このさねんなにの事やとをもうかな
かんろふ大が一のざんねん
可知此憾指何言
撤除聖台最遺憾
59
このざねん一寸の事でハないほどに
どんなかやしを月日するやら
此憾決非輕微事
月日何報人不知
60
どのよふな事がありてもうらみなよ
みなめゑめゑにしてをいたのや
任事顯現莫恨憎
皆因過去各自行
61
このさきハせかへぢううハとこまでも
高山にてもたにそこまでも
此後全世任何地
無論高山或谷底
62
これからハせかい一れつたんたんと
むねのそふちをするとをもへよ
今後對於全世人
逐次掃淨心中塵
63
このそふぢなんとをもうぞみなのもの
神の心をたれもしろまい
對此掃除如何想
神心知者無一人

64
月日にハどんなざねんがあるとても
いままでぢいとみゆるしていた
月日雖有任何憾
至今皆忍未責譴
65
さあけふハ日もぢうふんにつんできた
なんてもかやしでずにいられん
現今時機已近前
不得不使回報顯
66
このかやしなにの事やとをもている
神のさんねんばかりなるぞや
對此回報如何思
乃是神憾非他事
67
このざねん一寸の事とハをもうなよ
つもりかさなりよへの事やで
莫將神憾輕微看
乃因久積方使顯
68
月日にハせかいぢううハみなハが子
かハいいばいをもていれども
人皆月日之子女
雖然神愛深無比
69
それしらすみな一れつハめへめへに
ほこりばかりをしやんしている
然而世人並不知
各自只抱塵俗思
70
この心神のざんねんをもてくれ
どふむなんともゆうにゆハれん
須思神對人心憾
實乃欲言未能言

71
いままでのよふなる事ハゆハんでな
これからさきハさとりばかりや
不像過去一一述
此後只盼人能悟
72
このさきハなにをゆうやらしれんでな
どふぞしかりしやんしてくれ
此後言何人不知
望汝世人須細思
73
さとさとたをとをとびよさまさま
前川田甚及小東
汝等更須細思量
74
このはなしあいづたてやいてたならば
なにについてもみなこのとふり
如若此事相合顯
無論何事皆一般
75
これをはな一れつ心しやんたのむで
切望對於此教導
世人皆應深思考

日本天理教原典《御筆先》:第十六號

1
いままてハこのよはじめたにんけんの
もとなる事をたれもしろまい
創人創世根源事
至今恐無一人知
2
このたびわこのもとなるをしいかろと
とふぞせかいゑみなをしゑたい
今番願將根源事
詳告所有世人知
3
このもとハかぐらりよにんつとめハな
これがしんぢつこのよはしまり
神樂聖舞之二人
真實創世之根源
4
このたひのかぐらとゆうハにんけんを
はじめかけたるをやであるぞや
此番所說之神樂
表徵創人父母也
5
このもとをしりたるものハないのてな
このしんぢつをみなをしゑるで
對此根源無人曉
將其真實皆相告
6
いっまてもにちにちくときたんたんと
ゆうてきかした事ハあれとも
至今雖曾日日勸
並已逐次談又談
7
もふけふハいかほど月日ゆうたとて
一れつ心わかりないので
現今月日如何說
人心未成難醒豁

8
それゆへにもふせへつうがきたるから
せひなくいまわかやしするぞや
今因時機已來到
故而無奈與回報
9
このかやし一寸の事とハをもうなよ
ああちここちにをふくみゑるで
莫將回報輕微看
此處彼地多顯現
10
このよふのにんけんはじめ元なるを
どこの人でもまだしろまいな
創世創人此根源
無論何人未曉然
11
このたびハこのしんちつをせかへぢうへ
どふぞしいかりみなをしゑたい
今番願將根源事
詳告所有世人知
12
しかときけこのもとなるとゆうのハな
くにとこたちにをもたりさまや
仔細聽明創人世 究竟根源指何云
乃古尼托郭他基 及歐莫她利撤瑪
13
このをかたどろみつんかをみすまして
うをとみいとをそばいひきよせ
月日觀看泥水中
招來一魚及一蛇
14
このたびのざねんとゆうわしんからや
これをはらするもよふないかよ
今次神憾生心奧
可有方法使其消

15
このことを神がしいかりひきうける
どんなかやしもするとをもゑよ
須知對此神擔保
必施相應之回報
16
このかやしみへたるならばどこまでも
むねのそふぢがひとりでけるで
神施回報如顯見
世人心塵自掃淨
17
いままでハとのよな事もみゆるして
ちいとしていた事であれども
至今無論任何事
雖皆容恕靜待之
18
けふの日わもふひがつんであるからな
とんな事でもすぐにかやすで
現今時機已來到
任事立即施回報
19
このところとめる心でくるならば
そのままとこい月日でるやら
有心來此阻聖舞
月日或立奔何處
20
てるのもなどんな事やらしろまいな
月日むかいにでるでしよちせ
奔出何指人難悉
月日來迎須悟知
21
けふの日ハもふぢうふんにつんてある
とのよなみちがあるやしれんで
現今時機已成熟
將顯何道難知悟

22
せかいぢうみな一れつハしかとせよ
なんとき月日つれにてるやら
世人皆須心堅定
不知月日何時迎
23
けふの日ハめづらし事をゆいかける
なにをゆうともたれもしろまい
今日告汝珍奇事
告何奇事人不知
24
せかいにハみなとこまてもをなし事
子共かたずけこしらゑをする
世上到處皆同一
子女成長宜嫁娶
25
いかほどにこしらゑしたとゆうたとて
そのさきなるわたれもしろまい
嫁娶準備雖周到
其後如何難知曉
26
月日にわどんなをもハくあるやらな
このみちすじハしりたものなし
月日究竟如何思
將行何路無人知
27
このさきハとのよなゆめをみるやらな
もんくかハりて心いさむで
此後將作何種夢
情況改變踴躍生
28
とのよふなみづらしゆめをみるやらな
これをあいつにつとめにかかれ
何種奇夢難知悟
以此為信行聖舞

29
けふの日ハとのよな事もきいている
なんどきもんくかわる事やら
如今任事使聞悉
不知何時情況移
30
とのよふな事がありてもうらみなよ
みなめゑめゑにする事やでな
任事發生莫恨他
各自所為得其果
31
月日にわみな一れつハわが子なり
かハいいいはいをもていれども
月日視人皆子女
雖然神愛深無比
32
めへめへにする事ばかりせひハない
そこでちいくりみているのやで
各自所行難管制
故而凝眸注視之
33
けふの日ハなにもしらすにいるけれど
あすにちをみよゑらいをふくハん
今日雖然全不曉
明日可顯康莊道
34
このみちがみへたるならばとのよふな
ものでもかなうものわあるまい
只要康莊大道顯
無論何人莫能反
35
月日にハどんなをもハくあるやらな
この心をばたれもしろまい
月日神意如何思
此心無有一人知

36
これをばなみへかけたならとこまでも
むねのうちをばひとりすみきる
如若神意開始顯
人心自然清可見
37
これからハこのよはじめてなにもかも
ない事がかりゆいかけるなり
創世以來未有事
今後一切告汝知
38
いままでハ人の心のしんちつを
たれかしりたるものハなけれど
至今世人心真實
雖然無有一人知
39
このたびハ神がをもていででるかる
どんな事でもみなをしゑるで
今次月日顯於世
無論何事皆告知
40
このはなしとこの事ともゆハんてな
みのうちさハりこれでしらする
此言非指某人事
使身失調以警之
41
こんな事なんでゆうやとをもうなよ
かわいSまりてゆう事やでな
何以講此莫疑猜
乃因汝等太可愛
42
どのよふな事でもわがみする事に
神のしらんとゆう事わない
世人所為一切事
月日無一不熟知

43
それゆへになにもよろづをことハりて
そのゆゑかかるしことなるぞや
故此凡事預警之
而後方將神能施
44
いままでハなによの事もぢいくりと
しかゑていたる事であれども
迄今無論對何事
雖皆堅忍不行施
45
しかときけいままでんるのHなしハな
なにをゆうてもきいたばかりや
細聽至今所言事
只是耳聞若不知
46
けふの日ハみちがいそいでいるからな
どんな事てもひやくみへるで
今因急於行拯救
任事皆將速顯出
47
それゆへにでかけてからハとむならん
そこで一れつしやんするよふ
顯出之後則太遲
故而世人要細思
48
いままでも神のくときわたんたんと
いろいろといてきたるなれとも
至今神雖勸又勸
各種各樣談又談
49
いかほとにくどいたとてもたれにても
ききわけがないをやのさんねん
雖然反覆勸且談
無人瞭悟父母憾

50
ここまてもよいなくときやないほとに
このたびこそハしやんするよふ
勸說至此非易事
今番務必要細思
51
このはなしなんとをもふてきいている
つもりかさなりよふの事やで
對此神言如何思
乃是焦急久積事
52
けふの日の神のさんねんりいふくわ
よいなる事でないとをもゑよ
今日神憾及神怒
非同小可須瞭悟
53
月日よりないにんけんやないせかい
はじめかけたるをやであるぞや
須知無中創世人
乃是月日父母神
54
そのところなにもしらざる子共にな
たいことめられこのさねんみよ
子女不知此真實
止鼓神憾汝須知
55
このたびハこのかやしをばするほとに
みんとこまでもしよちしていよ
今番對此施回報
所有世人須知曉
56
けふまてわなにもしらすにいたけれと
さあみへかけたゑらいたのしみ
雖至今日全不曉
即將始現快樂道

57
このみちハどんな事やとをもうかな
せかい一れつむねのそふぢや
汝等如何想此道
欲將世人心塵掃
58
この事ハなんの事やとをもている
神のざんねんはらす事やで
對掃心塵如何想
乃是解消神憾事
59
このさきハとこの人ともゆハんでな
むねのうちをばみなみているで
此後不指某人言
人心一切皆看穿
60
けふからわ月日でかけるはたらきに
どんな事をはするやしれんで
自今月日將外出
施何神能難知悟
61
いまからの月日はたらきするのハな
どこでするともたれもしろまい
月日即將神能施
施於何處無人知
62
高山もたにそこまてもせかいぢう
一れつをみなああちここちと
高山谷底全世人
神能無處不顯遍
63
月日よりせかいぢうをばはたらけば
このをさめかたたれもしろまい
月日施能於全世
如何平定無人知

64
それゆへにこのしづめかた一寸しらす
一れつはやくしやんするよふ
故而教此平定事
深望世人速細思
65
つとめてもほかの事とわをもうなよ
たすけたいのが一ちよばかりで
聖舞並非其他事
只是神心欲拯世
66
それしらすみなたれにてもたんたんと
なんどめしきのよふにをもふて
此事任人皆不知
以為行施邪惡事
67
にんけんハあざないものてあるからな
なにをゆうともしんをしらすに
因為世人多膚淺
雖言不解神心坎
68
けふまてわとんな事てもゆハなんだ
ぢいとしていたこのさねんみよ
至今任事默不言
可觀默忍此神憾
69
これからハ神のをもハくするからハ
とんな事をばするやしれんで
今後神將行神意
將行何事人不悉
70
いままてハなにもゆうたりをもふたり
ままにしていた事てあれとも
至今世人言或思
無一不由自己意

71
このさきわ神がしはいをするからハ
とんな事てもままにてけんで
此後一切神支配
任事不能由人意
72
にんけんのめゑにハなにもみへねども
神のめゑにハみなみふてある
人眼任事皆不見
神眼萬般全顯然
73
こしらゑをやるのハしがしまちてくれ
とろみづなかいはめるごとくや
嫁娶準備莫性急
恰似擲物泥水裡
74
いままでハとんな事でもゆハなんだ
けふハなんてもゆハねはならん
至今任事皆不言
今日一切必須談
75
もふけふハなんてもかてもみへるてな
こくけんきたら月日つれいく
今日萬般皆顯露
時到月日使拘走
76
けふの日ハもふぢうふんにつんてきた
なんときつれにでるやしれんで
現今時刻已迫近
不知何時來拘人
77
つれいくも一寸の事てハないほとに
をふくみへるがたれもしろまい
將伊拘去非小事
聚者愈多無人知

78
いかほとのたかいところとゆうたとて
をふけふからわもんくかハるで
不管地位多尊顯
自今情況大改變
79
さあしやんこれから心いれかへて
しやんさだめん事にいかんで
今須細思改心意
下定決心莫遲疑

日本天理教原典《御筆先》:第十五號

1
けふまでわなにの事でもちいくりと
ゆハすにいたる事であれども
至今無論任何事
雖忍在心未言之
2
もふけふわなんでもかてもゆうほどに
をやのざんねんこれをもてくれ
今日一切皆講出
父母神憾須察悟
3
けふまてハなにをゆうてもにんけんの
心のよふにをもていたれど
至今無論講何事
皆當出自人心意
4
さあいまわなにをゆうてもにんけんの
心あるとハさらにをもうな
但今所講任何事
莫當出自人心意
5
とのよふな事をゆうやらしれんでな
んいをゆうてもしよちしてくれ
將言何事人不悉
所言一切須悟意
6
このたびハどんなためしをするやらな
これでしいかり心さだめよ
不知今顯何神試
但須以此定心志
7
このはなしたれが事ともゆハんてな
みなめゑめゑの心さだめや
此言非指某人事
每人皆須定心志

8
いかほどにせつない事がありてもな
をやがふんばるしよちしていよ
不管病惱如何苦
須知父母在祐護
9
これからハをやのゆう事しいかりと
しよちしてくれあんぢないぞや
今後父母神所語
詳聽領悟莫恐懼
10
あすからハをやがはたらきするほとに
どんなものでもそむきでけまい
明日神能即可顯
無論何人不可反
11
いままでも四十三ねんいせんから
をやがあらハれはじめつけたで
四三年前至今日
父母顯現始拯世
12
けふまてハたいてさねんもいくたびも
ちいとしていた事であれとも
至今神憾雖常有
大抵堅忍不外露
13
さsけふハ月日のはらがはぢけたで
しかゑていたる事であれども
現今月日心胸裂
雖曾一直忍不白
14
いままでわ村やとをもてちいくりと
まだをさまりていたるなれとも
至今因是同村人
雖然一直忍又忍

15
このたびハとのよな心いるものも
みさだめつけてすぐにはたらく
此次鑑別人心地
立即要將神能施
16
こらほどにさねんつもりてあるけれど
心しだいにみなたすけるで
神憾雖然極深厚
但依心意皆拯救
17
いかほどにさねんつもりてあるとても
ふんばりきりてはたらきをする
神憾儘管極深厚
但仍祐護賜拯救
18
けふの日ハなにをゆうやらしれんでな
をやのざんねんみなあらわすで
今將言何無人知
父母神憾皆展示
19
いままでわ人の心のしんちつを
しりたるものハさらになけれど
迄今世人之真心
能夠知者無一人
20
さあけふハどんなものてもしんちつの
むねのうちをばたしかあらハす
今日無論任何人
皆可使其顯真心
21
これさいかみなあらハした事ならば
むねのそふぢがひとりでけるで
只要使其顯真心
自可掃淨心中塵

22
けふからハどんなはなしをしかけても
なにをゆうてもしよちしてくれ
今後無論講何事
希望一切能悟知
23
たんたんとなにをゆうやらこれしれん
とんな事てもをもわくをする
將言何事人不悉
任事無不由神意
24
いっまてハ四十三ねんいせんから
あしをなやめたこれがしんはい
四三年前到如今
使腿疼痛甚擔心
25
このたびハなんでもかでもこれをはな
もとのとふりにしてかやすでな
今番不管是怎樣
使身復原定歸還
26
このはなしなにを月日がゆうたとて
どんな事てもそむきなきよふ
此言月日所言及
無論何事望莫逆
27
これからのをやのたのみハこればかり
ほかんる事わなにもゆハんで
此後父母所懇求
只言此事別無有
28
この事をなにをたのむとをもうかな
つとめ一ぢよの事ばかりやで
懇求何事可知乎
只是專心行聖舞

29
このつとめこれがこのよのはぢまりや
これさいかのた事であるなら
聖舞乃是此世源
只要此事能實現
30
さあけふハをやのゆう事なに事も
そはの心にそむきなきよふ
如今事事父母言
切望近人心莫反
31
そはなるの心ぢがゑばぜひがない
そこでくどくどゆうてをくぞや
近人心如與神反
枉費神心故絮言
32
けふの日ハなによの事もせかいにハ
しりたる人ハさらになけれど
今日無論任何事
世上更無一人知
33
をやのめにしいかりみへてあるほどに
とんな事やらたれもしろまい
父母神眼定可見
究竟何事人知難
34
このよふをはじめてからにいままてハ
たれてもしらぬ事ばかりやで
創世以來到今日
任事皆屬人未知
35
その事をふしゑたいからたんたんと
そこでとのよな事もするのや
欲告從來未知事
一切神能皆漸施

36
なにもかもとのよな事もゆてをいて
それからをやがはたらきをする
凡事講與世人聽
然後父母賜神能
37
はたらきもとんな事やらしろまいな
せかいちうハをやのいからだや
神能何事人不悉
整個宇宙是神軀
38
いままてのをやのざんねんしらしらさ
そこでこのたびみなしてみせる
至今神憾欲告知
故而今番皆顯示
39
とのよふな事をするやらしれんてな
みな一れつハしよちしていよ
不知將顯何種事
汝等世人須悟知
40
このたびのさねんくときのこのはなし
みな一れつわなんとをもてる
此番神憾反覆講
汝等世人如何想
41
このもとわ四十三ねんいせんから
ゑらいためしがかけてあるぞや
事始四十三年前
重大神試已顯現
42
これさいかしいかりしよちしたならば
とんな事をがかなわんでなし
只要此事能領悟
無論何事皆賜祐

43
せかいちうをみな一れつをたすけたさ
そこでためしがゑらい事やで
欲將世界全人拯
故此神試極嚴重
44
けふまでわとのよなみちもとふりぬけ
ぢいとしていた事であれども
至今雖經各種路
一直堅忍未顯出
45
もふけふハなんでもかでもしんぢつを
してかかすでなしよちしていよ
今日一切真實事
必皆顯出須悟知
46
いままでとみちがころりとかハるでな
みな一れつわ心さためよ
道路與昔全不同
汝等須把心意定
47
このみちハうちもせかいもへたてない
せかいちううのむねのそふぢや
此道不分內外人
掃淨全世人心塵
48
このよふをはじめてからにけふまでわ
ほんしんぢつをゆうた事なし
創世以來迄至今
元始真實未曾云
49
けふの日ハほんしんちつをゆいかける
とふぞしいかるしよちしてくれ
元始真實今將述
深望確實能領悟

50
このはなし四十三ねんいせんから
ゑらいためしがこれが一ちよ
此事四十三年前
已使重大神試顯
51
このためしなにの事やとをもうかな
つとめ一ぢよせくもよふやで
對此神試思何如
急希準備行聖舞
52
このつとめどふゆう事にをもうかな
なりもの入て人ちうのもよふ
對此聖舞思如何
急備人員及樂器
53
このつとめどんなものでもしやんせよ
これとめたならわがみとまるで
對此聖舞皆須想
如阻此舞自身亡
54
このよふをはじめかけたもをなぢ事
ないにんけんをはちめかけたで
創始人類虛無中
此舞本與創世同
55
これさいかはじめかけたる事ならば
とんなたすけもみなうけやうで
只要此舞肯奉行
任何拯救皆保証
56
この事ハしいかりしよちせんならん
これとめたならすくにしりぞく
此事必須要遵行
如止聖舞神祐停

57
いままてハ高山やとてけんけんと
ままにしていた事てあれども
至今高山怨言多
雖能任情恣意做
58
これからハいかほどたかい山でもな
たにそこままにさらにてけまい
此後高山縱然高
谷底不可恣意操
59
このさきわたにそこにてハだんだんと
をふくよふきがみゑてあるぞや
今後將從谷底間
可見用木漸多現
60
たんたんとよふぼくにてハこのよふを
はしめたをやがみな入こむで
逐漸對於全用木
創世父母皆附入
61
このよふをはじめたをやか入こめば
どんな事をばするやしれんで
創世父母入其體
將行何事難知悉
62
とのよふな事をしたとてあんぢなよ
なにかよろつわをやのうけやい
任事顯出莫擔憂
父母一切皆保祐
63
この事をはやく心をしいかりと
さためをつけてはやくかかれよ
此事希能速領悟
從速決心行聖舞

64
けふまてハどんなみちやらたれにても
しりたるものハさらになけれど
此道究竟是何道
迄至今日無人曉
65
もふけふハしんの心をたんたんと
みなあらわすでしよちしていよ
今已漸皆顯真心
對此須知汝世人
66
をやのめにかのふたものハにちにちに
だんだん心いさむばかりや
合乎父母神心者
其心日漸愈踴躍
67
をやのめにさねんのものハなんときに
ゆめにたよふにちるやしれんで
不合父母神心者
不知何時如夢滅
68
このはなしとこの事ともゆハんでな
せかいちうハみなわがこやで
此事非指某人語
世人皆為我子女
69
一れつのこどもハかわいばかりなり
とこにへたてわさらになけれど
神愛子女皆同一
絲毫無有差別意
70
しかときけ心ちがゑばせひがない
そこでだんだんていりするのや
細聽若悖神意時
無奈漸以神譴施

71
この事ハ高山にてもたにそこも
ゆだんなきよに心さだめよ
此事高山或谷底
下定決心莫大意
72
さあたのむなにをたのむとをもうかな
はやくなりものよせてけいこふ
欲求何事可知悉
速備樂器勤練習
73
これまてハとんな事てもちいくりと
またをさまりていたるなれども
無論何事迄至今
雖然一直忍又忍
74
もふけふわなんてもかでもはやはやと
つとめせゑねがならん事やで
但今不管將何如
定要從速行聖舞
75
いままてハどんな事てもたんたんと
いろいろたのみかけてあれとも
迄今無論何事務
雖曾一一求於汝
76
なに事をたのんだとてもたれにても
ききわけがないをやのさんねん
不論何事父母求
無人領會神憾厚
77
このたびのざねんくときのこのはなし
とふぞしいかりききわけてくれ
今番講述此憾事
務希詳聽能悟知

78
けふの日ハをやがなに事ゆうたとて
どんな事でもそむきなきよふ
今日父母神所言
無論何事莫違反
79
いままでハどんなはなしをしたとても
なにをゆうてもにをいはかりや
至今任事神所講
一切僅是指播香
80
けふの日のはなしとゆうハせへつうや
もふそのままにすぐにみへるで
時機現已至眼前
今言立即如實現
81
このはなし四十三ねんいせんから
むねのざんねんいまはらすてな
此事四十三年前
心中遺憾今掃完
82
それしらすうちなるものハなにもかも
せかいなみんすよふにをもふて
此事近人皆不詳
卻與常人一般想
83
このみちハ四十三ねんいせんから
まことんんぢうなみちをとふりた
此道四十三年前
所經之道誠苦難
84
その事をいままでたれもしらいでも
このたびこれをみなはらすでな
此事至今無人知
今將此憾皆消除

85
このはらしどふしてはらす事ならば
つとめ一ぢよてみなあらハすで
此憾如何可消除
專一行舞神能出
86
このつとめをやがなに事ゆうたとて
とんな事てもそむきなきよふ
對此聖舞父母言
無論何事希勿反
87
こればかりくれくれたのみをくほとに
あとでこふくハいんきよふにやで
對此事先囑又囑
切莫事後悔怨出
88
このたびのつとめ一ちよとめるなら
みよだいなりとすぐにしりぞく
今番如敢止聖舞
雖是代理亦撤祐
89
このはなしなんとをもふてそはなもの
もふひといきもまちていられん
此言近人如何思
雖是瞬息亦不俟
90
はやはやとなりものなりとたしかけよ
つとめはかりをせへているから
至少速將樂器擺
速行聖舞吾所待

日本天理教原典《御筆先》:第十四號

1
どのよふなゆめをみるのも月日なり
なにをゆうのもみな月日やで
夢境皆因月日使
話語全由月日施
2
月日よりにちにち心せきこめと
そばの心わいづむばかりで
月日天天在焦急
近旁人心卻猶豫
3
いつむのもどふしていつむ事ならば
上にハなにもしらんゆへなり
若問為何心猶豫
乃因權貴毫不知
4
せかいにハそれをしらすになに事も
みなしたこふていつみいるなり
對此世人全不知
聽從一切故猶豫
5
月日にわ大一これがさんねんな
そこでどのよな事もするのや
此事月日最遺憾
故而任事皆使顯
6
月日よりにちにち心せゑたとで
くちでわとふむゆうにゆハれん
月日天天急在心
不能以口皆言盡
7
それゆへにゆめでなりともにをいがけ
はやくしやんをしてくれるよふ
因而托夢去播香
希能細思早悟恍

8
月日にハこのざんねんとゆうものわ
くちてゆうよな事でないぞや
月日神憾急如何
決非口舌所能說
9
けふまでわどんなはなしもたんたんと
いろいろといてきたるなれども
至今無論各種事
雖已逐漸告人知
10
なにゆうもひがらこくけんきたらんで
なにもみゑたる事わないので
奈何時機尚未至
故無一事能見實
11
それゆへになにを月日がゆうたとて
みなうたごふてゆいけすばかり
因而月日講何事
汝等懷疑皆駁之
12
月日にハ大一これがさんねんな
なんでもこれをしかとあらわす
此事月日最遺憾
必使神言如實顯
13
いままでハどんな事をばゆうたとて
すぐにみゑたる事わなけれど
迄今一切神所言
皆未立即如實現
14
このたびわ三かのうちにたんたんと
せかいのはなしなにをきくやら
今番可在三日內
漸聞世界意外事

15
これからハにちにち月日はたらくで
とんなしごとをするやしれんで
今後月日神能施
將施何能人不知
16
このよふにかまいつきものばけものも
かならすあるとさらにをもうな
邪崇狐精與妖怪
莫信現世該物在
17
いままでに月日ざんねん山山と
つもりてあるをみなはらすでな
至今神憾積如山
月日將它一掃乾
18
このはらしどふしてはらす事ならば
月日の心みなしてみせる
若問如何一掃乾
月日心意皆使現
19
けふまでハこのよはじめてひわたてど
月日しんちつまだしろまいな
至今創世日久逝
月日真心尚未知
20
とのよふな事でも月日する事や
いかな事でもやまいでわない
任事皆由月日行
任何症候決非病
21
みのうちにとのよな事をしたとても
やまいでわない月日ていりや
如若發生身欠安
並非疾病乃神譴

22
せかいにハこれらとゆうているけれど
月日さんねんしらす事なり
世有惡疫名霍亂
乃因神憾使其顯
23
せかいぢうどこの人でもをなぢ事
いつもばかりの心なれとも
所有世人皆相同
心易陷於陰鬱中
24
これからハ心しいかりいれかへて
よふきづくめの心なるよふ
此後確將心改變
變成康樂豐實心
25
月日にわにんけんはじめかけたのわ
よふきゆさんがみたいゆへから
月日創人是為何
欲觀康樂之生活
26
せかいにハこのしんぢつをしらんから
みなどこまでもいつもはかりで
世人不明此真實
始終只有皆陰鬱
27
月日よりよふきづくめとゆうのをな
これとめたならさねんゑろなる
康樂豐實月日盼
阻此更將增神憾
28
このはなしどふぞしいかりききハけて
はやくしやんをしてくれるよふ
此言須要聽清楚
希能細思早領悟

29
いままでハ月日とゆうてといたれど
もふけふからハなまいかゑるで
至今稱我為日月
今將稱呼另改之
30
けふまでハたいしや高山はびかりて
ままにしていた事であれとも
至今大社與高山
雖是恣意竟蠻幹
31
これからわをやがかハりてままにする
これそむいたらすぐにかやすで
此後父母神代之
如違立將回報施
32
けふまてもをやのさねんとゆうものわ
一寸の事でわないとをもゑよ
至今父母神遺憾
切莫將其輕微看
33
このたびもまだせかいにハなに事も
はびかるばかりなにもしらすに
今番世人仍橫行
無論何事皆不明
34
にんけんもこ共かわいであろをがな
それをふもをてしやんしてくれ
人有疼愛子女心
細思可知神愛人
35
にちにちにをやのしやんとゆうものわ
たすけるもよふばかりをもてる
日夜父母所關心
只欲準備拯世人

36
それしらすみせかいぢうハ一れつに
なんとあしきのよふにをもふて
世人對此全不知
以為邪惡乃神施
37
なにもかもをやのさんねんよくをもへ
こ共はかりにいけんしられて
子女恣意勸父母
對此神憾須思悟
38
これからどんなところのいけんでも
をやがででいるうける事なし
今後不再受勸阻
乃因父母神已出
39
このいけんとのよなものがはひかりて
ゆふとをもゑばすぐにしりぞく
任人若敢蠻阻勸
立收神祐不保安
40
とのよふなしごとすろにもさきいより
せへいいはいにことわりてをく
任何神能行使前
盡量預先賜警言
41
けふまてハどんな事をもにちにちに
しんばいしたる事であれども
無論何事迄至今
雖是日日不放心
42
あすからわでんな事をばみたとても
なにをきいてもたのしみばかり
一切明日將開始
所見所聞皆樂事

43
これまでハ高山からわなにもかも
どんなさしすもうけたなれとも
迄今所有一切事
皆依高山所指使
44
このさきハとのよな事をゆハれても
をやのさしすやさらにうけんで
今後不再依指使
父母神顯親垂示
45
いままでわひがらもちいときたらんで
とんな事てもちいとしていた
迄今時機遲未至
故而任事皆矜持
46
もふけふハひがぢうふんにつんである
とんなしごとをするやしれんで
時機今已將迫近
任事皆按神意行
47
これからハをやのをもふう事はかり
一事ゆゑばこれちがわんで
今後一切父母說
一言一語皆無錯
48
せかいぢう一れつハみなともまても
どんな事をがあるやしれんで
所有世人皆謹慎
難知何地何事生
49
どのよふな事がありてもしんちつの
心したいにこわい事なし
任何意外可發生
真心若定不惶恐

50
心きいすきやかすんた事ならば
どんな事てもたのしみばかり
只要心能全澄清
任事皆感樂無窮
51
このはなしうたがう心あるならば
しよちしていよとんなみちやら
若對神言有疑念
須知驚人道路顯
52
せかいぢうわをやのたあにハみなこ共
かわいあまりてなみにをゆうやら
世人皆是神子女
因甚可愛賜警語
53
このせかい高山にてもたにそこも
をやのたにわこ共はかりや
世上高山與谷底
同是父母神子女
54
このたびわなんてもかてもしんぢつの
をやの心をしらしたいから
今番不管是何如
父母真心欲告汝
55
これさいかたしかにしよちしらならば
いつまでいてもよふきつくめや
只要瞭悟此真時
康樂豐實享無盡
56
このみちハをやがたのみや一れつわ
どふそしいかりしよちしてくれ
此道父母神所委
切希世人能領會

57
けふまでもどのよなみちもたんたんと
とふりぬけてわきたるんれども
至今所有各種路
雖然漸已皆經過
58
これからのみちハなんてもめつらしい
このみちとふりぬけた事なら
今後將顯珍奇路
此路如若能穿過
59
それからハをやの心がいさみでで
とんな事でもはじめかけるで
以後父母神心躍
開始賜祐拯一切
60
これさいかはぢめかけたる事ならば
とんんものてもをyにもたれる
只要開始賜祐護
任人皆可倚父母
61
このみちをつけよふとてにしこしらゑ
とんなものてもまたしろまいな
今已準備闢此道
無論何人不知曉
62
さあかかれもふこれからのみちすじハ
とんなものでもあふなきわない
即刻開始步向前
今後道路決無險
63
いままでわうちのものにもいろいろに
しんばいかけてきたるなれども
至今雖使宅院人
種種事情掛在心

64
あすからハをやが一はなでるほとに
とんな事てもかやししてやる
明日父母神領頭
有阻回報不原宥
65
さあけふわなにのはなしもだんだんと
こまかしくゆへもふせへつうや
今將一切可漸告
因為時機業已到
66
なににてもゆハすにいてハわからんで
なにかいさいをみなゆてきかせ
任事不講無人知
一切必須皆告之
67
このはなしなにの事やらしろまいな
をやのはたらきみなゆうてをけ
此言何事汝難曉
父母神能皆須知
68
はたらきもなにの事やらしろまいな
せかいの心みなあらわすで
神能是何難知悟
可使人心皆顯出
69
これをはなあらハれだすとゆうのもな
めゑめゑのくちでみなゆいかける
如何可使人心顯
將使各自以口言
70
どのよふな事てもわがみくちいより
ゆう事ならばぜひハあるまい
因是自身用口講
任何一切難隱藏

71
これからハめゑめになにもゆハいでも
をやが入こみゆうてかかるで
此後各自雖不言
父母入內使汝談
72
このさきハどんなものでもしんちつに
むぬのそふちをみなしてかかる
今後不論是何人
定使掃淨心中塵
73
このそふぢどふしてするとをもうかな
とんないけんをするやしれんで
如何可使心塵掃
將顯何警人不曉
74
とのよふな事がありてもあんちなよ
なにかよろすわをやのいけんや
任何事生莫擔心
皆是父母神賜警
75
くちさきでなんぼしんぢつゆうたとて
ききわけがないをやのさんねん
真實只以口頭談
不解真意父母憾
76
それゆへにをやがたいない入こんで
とんな事をばするやしれんで
故而父母入人體
將賜何警人不悉
77
とのよふなせつない事がありてもな
やまいでわないをやのさねんや
無論患有何苦難
並非疾病乃神憾

78
このはなしどこの事ともゆハんてな
をやのたあにわみなわがこやで
此言非指某人語
因人皆是神子女
79
しんぢつのをやのさんねんでたならば
このをさめかたたもしろまい
父母神憾如生起
無人能使神憾息
80
これをばなまことしんぢつあるならば
どんな事でもゆうてきかする
對此如能真誠實
無論何事皆告知
81
どのよふな事をゆうやらしれんでな
これそむいたらすぐにしりぞく
將言何事知者無
如違立即止祐護
82
これまでハなにをしらとてとめられて
そむくはかりの事であるから
至此神行皆受阻
因而世人只違忤
83
けふの日ハとのよな事をしたとても
なにをゆうてもそむきなきよふ
今日所言及所為
望汝世人莫違背
84
このみちハくれくれたのみをくほとに
をやがひきうけあんぢないぞや
衷心切望行此道
不必擔心父母保

85
この事ハなにの事やとをもうなよ
つとめなりものはやくほしいで
莫認此事是何謂
聖舞樂器希早備
86
もふけふわどんな事をばしたとても
なにもあんぢなをやのうけやい
今日任何可進行
父母保證莫擔心
87
いままでハ上にわなにもしらんから
さしとめはかりいけんしたれと
至今權貴毫無知
只是一味來阻止
88
このたびハどんなものでもかなハんで
ゆう心ならをやがしりぞく
今次有人敢再阻
父母必將撤祐護
89
この事をはやく心しいかりと
さだめをつけてはやくかかれよ
此事務須心堅定
立下決心速進行
90
なにもかもはやくつとめのしこしらへ
をやのうけやいこわみないぞや
及早準備行聖舞
父母保證莫恐怖
91
これをはな心さだめてしやんして
はやくにんぢうのもよふいそぐで
仔細思量決心堅
及早準備各人員

92
はやはやと心そろをてしいかりと
つとめするならせかいをさまる
快快齊心行聖舞
世界和平皆幸福

日本天理教原典《御筆先》:第十三號

1
一けふまでわなにかしんばいしたなれど
あすにちからわをふくハんのみち
迄今雖多心不安
明日康莊大道顯
2
いままでハどんななんぢうなみちすちも
みへてあるからことわりばかり
至今預見苦難道
故而不斷賜警告
3
このさきハたしかうけやう月日にハ
どんな事でもあふなきハない
今後月日確保證
無論何事無險程
4
たんたんとどんなはなしをきいたとて
せかいたのしめ月日はたらき
漸聞何事皆歡欣
須知全是月日行
5
これからわ月日でかけるはたらきた
なにをするともたれもしろまい
今後月日出顯示
顯示何能無人知
6
にちにちにせかいのところみすませば
一れつこどもいぢらしい事
日日將世皆遍觀
覺得子女甚可憐
7
月日にわたんたんどんな事でもな
たすけるもよふせくはかりやで
月日欲行任何事
只為急於早拯世

8
これまでハことわりはかりゆてをいた
もふこれからハことハりわない
至今只是與警告
此後不再使預曉
9
けふまでわなにもしらすににんけんの
心ばかりでしんはいをした
迄至今日毫不悉
唯以俗心徒憂悒
10
これからハ心しいかりいれかへて
神にもたれてよふきつとめを
此後須將俗心除
依神奉行康樂舞
11
したるならそのまますくにしいかりと
りやくあらわすこれをみてくれ
如依神意行聖舞
定立顯祐可目睹
12
これさいかたしかりやくがみへたなら
あとわいつてもみなかんろふだい
只要神祐確實顯
甘露聖台可實現
13
このさきわ月日一どふゆうた事
どんな事でもそむきでけまい
月日一旦說話出
此後任事不可忤
14
月日よりゆうたる事をけすならば
すぐにしりぞくしよちしていよ
月日所言如打消
立撤神祐須知曉

15
いままでハうちもせかいもしんちつの
心にわかりさらにないので
至今近人及世人
無一真正悟神心
16
月日にハ大一これがざんねんな
なんとこれをばすましたるなら
月日對此最遺憾
設法使此濁心澄
17
この心どふしたならばわかるやら
なんてもいけんせねならんで
使人心澄將何如
必須賜警促醒悟
18
いけんでも一寸の人でわないからに
をふくのむねがこれわむつかし
須賜警者非少數
眾心皆澄是難處
19
いかほどにむつかし事とゆうたとて
めへめへのこどもいけんするぞや
無論如何困難事
對各子女亦誡知
20
このもよふどふしたならばよかろふぞ
なんでも神のさねんあらわす
為此如何去安排
必將神憾顯於外
21
にちにちに神のむねにハたんたんと
ほこりいいばいつもりあれども
日日逐漸在神心
亦似人心滿積塵

22
このほこりそふぢするのハむつかしい
つとめなりともかかりたるなら
此塵誠然難掃除
若能開始行聖舞
23
心さいしんぢつ神がうけとれば
どんなほこりもそふぢするんり
只要誠心神納容
任何心塵皆掃清
24
いちれつのむねのうちさいすきやかに
そふちしたてた事でるなら
只要世人心中塵
能夠完全一掃清
25
それからわせかいぢううハきがいさむ
よふきづくめにひとりなるぞや
以後世人時騰踴
康樂豐實自然成
26
しかときけ高山にてもたにそこも
みれば月日のこどもばかりや
細聽高山或谷底
月日看來皆子女
27
にんけんも一れつこともかハいかろ
神のさんねんこれをもてくれ
對己子女人愛憐
由此希能悟神憾
28
これまてハどのよな事をみたとても
神のほふにハぢいとみていた
至今無論看何事
神只凝視不責斥

29
このたびわもふひがつんであるからな
どんな事でもみなゆうほどに
但今時機已迫近
任事無不告汝人
30
月日にわせかいぢううをみハたせど
もとはじまりをしりたものなし
月日觀遍世界中
創世之理無人懂
31
このもとをどふぞせかいへをしへたさ
そこで月日があらわれてでた
為使人知此根源
月日方顯人世間
32
このたびの月日ざねんとゆうものわ
よいなる事でないとをもゑよ
今番月日此神憾
務須知其非尋常
33
月日にハこのしんぢつをせかへぢうゑ
どふしてなりとをしへたいから
月日將此真實事
總要講與世人知
34
それしらず月日ゆう事みなけして
あとわにんけん心はびかる
不知皆否月日言
以後人心猖狂顯
35
このさきハ月日のざねんりいふくを
みなはらすでなこれがしよちか
今後月日神憾怒
皆將清除汝當悟

36
月日のもざねんりいふくはらしたら
あとハめづらしみちをつけるで
月日清除神憾怒
隨後將闢珍奇路
37
このみちハどふゆう事にをもうかな
よろづたがいにたすけばかりを
此道汝等思何如
乃是萬事皆互助
38
せかいぢうたがいにたすけするならば
月日も心みなひきうける
世人如若能互助
月日納心保祐護
39
月日にも心ひきうけするからわ
どんな事でもはたらきをする
月日既納汝誠心
任事無不顯神能
40
はたらきもどふゆう事にをもうかな
善とあくとをわけるばかりや
可知神能指何事
善惡分明汝當知
41
けふまでわどんなあくじとゆうたとて
わがみにしりたものハあるまい
至今任何邪惡事
顯於自身無人知
42
この心神がしんぢつゆてきかす
みないちれつわしやんしてくれ
神欲確將此心述
世人皆須細思悟

43
せかいぢういちれつわみなきよたいや
たにんとゆうわさらにないぞや
世界人類皆弟兄
不分彼此與他人
44
このもとをしりTるものハないのでな
それが月日のざねんばかりや
創世根源無人曉
月日對此甚憾焦
45
高山にくらしているもたにそこに
くらしているもをなしたまひい
生於高山或谷底
人之靈魂皆同一
46
それよりもたんたんつかうどふぐわな
みな月日よりかしものなるぞ
身軀工具人所使
皆是月日貸與之
47
それしらすみなにんけんの心でわ
なんどたかびくあるとをもふて
世人不知此真理
以為人類有高低
48
月日にハこのしんぢつをせかいぢうへ
どふぞしいかりしよちさしたい
月日欲將此真實
明確告與世人知
49
これさいかたしかにしよちしたならば
むほんのねへわきれてしまうに
只要確知此真實
叛亂根源可絕之

50
月日よりしんぢつをもう高山の
たたかいさいかをさめたるなら
月日真實切望者
高山鬪爭早平和
51
このもよふどふしたならばをさまろふ
よふきづとめにでたる事なら
如何能使此世平
康樂聖舞若奉行
52
この心たれがゆうとハをもうなよ
月日の心ばかりなるぞや
莫想此言出自人
只是出自月日心
53
このつとめ高山にてハむつかしい
神がしいかりひきうけをする
高山難容此聖舞
有神保證莫躊躇
54
このたびわどんな事でもしんちつに
たしかうけやいはたらきをする
此次無論任何事
確與保證神能施
55
神がででせかいぢううをはたらけは
どんなつとめもこハみないぞや
神顯於世施神能
任何聖舞莫懼行
56
しかときけ高山やとてたにそこを
ままにしられた事であれども
細聽高山對谷底
雖曾恣意將人欺

57
これからわ月日かハりにでるほどに
ままにしよならすればしてみよ
從此月日代其顯
還敢逞威試試看
58
いままでとなにかもんくがちがうてな
これからさきハ神のっみゃで
情形將與往昔異
今後一切隨神意
59
月日よりあまくだりたる心な
なんの事やらたれもしろまい
月日降世其心意
究竟為何無人悉
60
大一わりゆうけつくるをたすけらさ
こゑ一ぢよふをしへたいから
先保莊稼能豐收
故將神肥事來授
61
こゑてもなどふしてきくとをもうなよ
こころを神がうけとりたなら
莫認神肥何以靈
神若接納汝心誠
62
いままてハしんぢつ神がゆてあれど
うちからしてもうたがうはかり
至今神雖告真實
宅內尚有人疑之
63
此たびハなにをゆうてもうたがうな
これうたがへば月日しりぞく
此番神言莫疑惑
如疑月日撤祐護

64
この事ハあくどいほともゆうてをく
これうたがへばまことこふくハい
此事反覆說破嘴
如仍懷疑定後悔
65
月日より一どふゆうてをいた事
いつになりてもちがう事なし
月日一旦出口事
絕對永遠無差池
66
いままでわ月日なに事ゆうたとて
みなうたごふてゆいけすばかり
迄今月日言及事
汝等懷疑皆駁之
67
月日にハ大一これがざんねんな
なんでもこれをしかときめるで
此事月日最遺憾
對此必須使顯然
68
これからハ月日ゆう事なに事も
そむかんよふに神にもたれよ
此後一切月日云
切莫違背只依神
69
したるなら神のほふにもしんちつに
たしかひきうけはたらきをする
一切如能依靠神
神必保證賜祐人
70
月日にハこらほどくどきつめるから
心ちがゑばすぐにしりぞく
月日如此講不休
心意錯用立撤祐

71
しんちつに心にまことあるならば
どんなたすけもちがう事なし
只要心誠無虛意
神定拯救決無疑
72
このさきハりゆけのこへをちがハんよ
どふぞしいかりしよちしてくれ
此後莫誤莊稼肥
詳聽神言希勿違
73
けふからわ月日のをもう事をばな
どのよな事もみなゆいかける
自今月日心中事
一切開始告汝知
74
いままでもたいてはなしもといたれど
月日をもハくまだゆうてない
迄今大致已講過
月日真意尚未說
75
これからハどんなはなしをしたるとも
これをかならすうそをもうな
今後無論講何事
切莫當做謊言思
76
どのよふな事をゆうやらしれんてな
月日の心せゑているから
將言何事汝不悉
因為月日心焦急
77
この心どふゆう事にをもうかな
にほんもからもてんちくまでも
神心何急汝知否
悟區迷俗一律救

78
このあいだみちのりよほどあるけれど
いちやのまにもはたらきをする
其間路程雖遙遠
一夜之間神能顯
79
このはなしにんけんなんとをもている
月日かしものみなわがこども
此話世人如何慮
月日貸身皆子女
80
いつまでも月日ぢいくりしていれば
いつになりてもをさまるめなし
月日如只靜不急
真正和平永無期
81
それゆへに月日でかけるはたらきに
とこへでるやらしりたものなし
故無月日出顯能
將至何處無人明
82
せかいぢう心すますとゆうからわ
一寸の事やとさらにをもうな
全世人心皆使澄
莫將此事看得輕
83
どのよふな事てもめへめへむねのうち
すましたならばあふなきわない
不論何事將發生
每人心澄無險境
84
たんたんと月日にちにちをもハくわ
をふくの人をまつばかりやで
月日天天心所思
只等眾人能來此

85
この人をどふゆう事でまつならば
一れつわがこたすけたいから
為何要將眾人等
因欲將我子女拯
86
ことしにハどんなめづらしみちすじが
みゑてくるやらこれしれんてな
今年何種珍奇路
將要顯出汝知乎
87
口さきでなんほしんちつゆうたとて
たれかききわけするものハない
真實只用口來述
能夠悟者無一人
88
それゆへに月日このたびどのよふな
事もしんちつみんしてみせる
因而月日在今次
任事皆欲真顯示
89
どのよふな事をしたるもにんけんの
心まぢるとさらにをもうな
任事出自月日意
莫認雜有世人心
90
月日にハあまりしんぢつみかねるで
そにでとのよな事もするのや
月日不忍再坐視
萬般神能皆顯施
91
いかほどのごふてきたるもハかきても
これをたよりとさらにをもうな
不論剛強或少壯
莫認其力可依仗

92
このたびハ神がをもていあらハれて
ぢうよぢざいにはなしするから
此番神顯人世間
可以隨心自由談
93
どのよふな事もしんぢつするからハ
むねのうちよりひとりすみきる
任事皆使具實顯
人心自然清可見
94
いままでわ一れつハみなにんけんの
心ばかりてしやんしたれど
至今所有全世人
思慮只是用俗心
95
このたびわどのよな事もにんけんの
心しやんわさらにいらんで
此番無論任何事
不必再用俗心思
96
なにもかもとのよな事もゆうてをく
なにをゆうてもうそとをもうな
不論何事無不談
莫認所談是謊言
97
高山でとのよなものがはびかるも
このしんちつをたれもしろまい
高山人士雖橫行
對此真實無人明
98
月日にわどんなところにいるものも
むねのうちをばしかとみている
不論世人居何地
月日詳知人心意

99
むねのうち月日心にかのふたら
いつまでなりとしかとへんばる
人心如合月日意
定將祐護永賜給
100
月日よりにちにち心せきこめど
そばの心にわかりないので
月日天天雖焦急
奈何近人不知悉
101
せきこみもなにの事やとをもうかな
りゆけつくれば水がほしかろ
可知所急何所謂
若種莊稼須有水
102
このはなしみな一れつの心にわ
なんとをもふてしやんしている
汝等世人對此言
心中究竟如何想
103
月日にわ大一これをたすけたさ
そこでどのよな事もゆうのや
月日欲先將水保
故而任事無不告
104
なにもかも月日いかほどくどいても
もことにきいてくれるものなし
任事月日述又述
認真聽者一人無
105
それゆへに月日のざねんりいへくが
山山つもりかさなりてある
因而月日怒與憾
重重積累高如山

106
いままでわ月日きたらんそれゆへに
ぢいとしていた事であれども
迄今時機因未至
故而只是靜待之
107
このたびわもへひがつんであるからな
とんなしごともはやくかかるで
此番時機已將至
任何神能將速施
108
このさきわどのよなみちがあるとても
人をうらみなハがみうらみや
此後無論何路顯
不可怨人怨自身
109
このはなしとこの事ともゆハんでな
高山にてもたにそこまても
此言非指某處人
高山谷底不區分
110
どのよふな事をゆうのもたすけたさ
そこていろいろくどきつめたで
所言皆出欲賜拯
故而反履說種種
111
このさきわなにをゆうてもとのよふな
事でもあしき事わゆハんで
此後所行或所言
邪惡事情決不談
112
しんぢつのたすけばかりをせくからに
そこでたんたんいけんしたのや
只欲急賜真實拯
故而時常示神警

113
しんぢつに心すましたそのゆへわ
たすけすもよふはやくをしへる
心地真正澄清後
早將拯救方法授
114
このたすけどふゆう事であるんらば
ほふそせんよのまむりつとめを
若問拯救指何事
保祐不患天花疾
115
またたすけやますしなずによハらんの
しよこまむりをはやくやりたい
不病不死不衰苦
欲早賜此證據符
116
なにもかもよろづたすけをせくからに
心したいにどんな事でも
急於萬般拯救事
依汝心意皆可賜
117
一れつわみなめへめへのむねしだい
どんな事をがかなハんてなし
人人心意如真誠
不論何事無不應
118
あまごいもいままで神がしんぢつに
なにもゆうたる事わなけれど
至今乞雨根源事
神雖未告世人知
119
このたびハとのよな事もしんぢつを
たづねくるならみなゆてきかす
此番任何根源事
只要來問必告知

120
月日にハなにかなハんとゆハんてな
みなめへめへの心したいや
月日不言不應承
只看人心是否誠

日本天理教原典《御筆先》:第十二號

1
けふからハせかいを月日みさだめて
むねのそふぢにかかる事なり
從今鑑定世人心
月日將要掃心塵
2
このそふぢうちもせかいもへだてない
めゑめゑの心みなあらわすで
不分內外皆掃除
各各人心全表出
3
いままでわ神のさんねん山山と
むねにほこりがつもりあれども
至今神憾雖難堪
因人心塵積如山
4
なさけないひがらもちいときたらんで
どのよな事もゆうにゆハれん
時機未至甚遺憾
任事欲言不能言
5
このたびハ月日しんぢつみかねるで
どのよな事もみなあらハすで
今番不忍再坐視
一切月日使顯之
6
けふの日ハいかほとわがみはびかりて
ままにしたとて月日しりぞく
今日汝等雖霸扈
月日即將撤祐護
7
このはなしなにの事をばゆうならば
にほんもからもてんぢくの事
若問此言指何語
悟區以及迷俗域

8
これからハせかいぢううを一れつに
月日そふぢをするでしよちせ
今後月日對世人
同樣清掃汝須知
9
これまでもせへいいばいにことハりを
月日だんだんようてあれども
至今月日盡可能
逐漸警告汝世人
10
くちさきでゆうたるまでハたれにても
たしかしよちをするものハない
但因只是口頭云
確能解者無一人
11
いままでも月日の心だんだんと
せへいいばいにつくしいれども
迄至今日月日心
雖然已經漸費盡
12
せかいにハたれかしりたるものハなし
とふむこのたび月日せひない
奈何世上無人悉
今番月日不得已
13
それゆへにせかいぢううをともまても
ことハりてをく月日しりぞく
故而警告全世人
月日既將撤祐護
14
けふの日ハなにのはなしをするならば
よふ木のはぢめ事ばかりゆう
若問今日講何事
只講開始招用木

15
よふぎでもにんわたれともゆハねども
もとハ壹ほんゑだわ八ほん
用木不拘是何氏
需一主幹分八枝
16
この木をはやくつぎたいせきこみで
月日のむねがつかゑきるなり
因欲速繼此用木
月日心焦胸如堵
17
このきいも一ゑだしかとついだなら
あとなるハみなはやくさだまる
如能確將一木栽
其餘不久可隨來
18
なにもかも月日ゆう事しかときけ
心にさだめつけた事なら
月日所言須細聽
汝若信心能堅定
19
それよりもみのうちなやみさらになし
だんだん心いさむばかりや
此後病惱皆可絕
只是逐漸心踴躍
20
それしらすみなの心ハたれにても
せかいなみなる事ばかりゆう
此事世人全不知
皆言世上通俗事
21
このところせかいなみとハをもうなよ
月日の心ばかりなるぞや
莫認此處尋常地
專一傳講月日意

22
今日の月日の心さんねんわ
よいなる事てないとをもゑよ
現今月日心遺憾
須知此憾非尋常
23
にんけんハあざないものであるからに
月日する事しりたものなし
因為世人極淺薄
無人知曉月日做
24
月日にハなにかよろつをだんだんと
ことハりてあるこれがしよちか
月日萬般漸警告
對此汝等須悟曉
25
いままでもなにか月日のさんねんを
たいていくどきつめてあれども
至今有關月日憾
大抵皆已談又談
26
せかいにハたれかしりたるものハなし
月日の心ざんねんをみよ
世上知者無一人
試觀月日遺憾心
27
このたびハことハりたゆへまだくどき
そのゆへなるのことわりである
今番警告並開導
開導以後再警告
28
いかほどにくどきことハりゆうたとて
たれかききわけするものハない
雖屢開導並警告
卻無一人能分曉

29
それゆへにだんだんひがらたつけれと
いつかこれやとわかるめハなし
因而時光漸逝去
何時能悟月日意
30
けふの日ハもふせへつつがきたるから
月日でかけるみなしよちせよ
現今時機已來到
月日將出皆應曉
31
このさきのみちのすがらをゆてきかす
いかな事をばゆうやしろまい
未來道路將相告
究竟何事人難曉
32
にちにちになにをゆうてもそのままに
みゑてくるのがこれわふしぎや
日日任事所言及
如言顯現真奇異
33
とのよふな事をゆうやらしれんでな
そこでなんでもことハりばかり
將言何事難知曉
故而一切皆警告
34
ことハりも一寸の事でハないほどに
いかな事をがみゑてくるやら
月日所警非瑣事
何事將顯人難知
35
どのよふな事がみゑるやしれんてな
まこときのどくをもていれども
不知何事將出現
雖然覺得人可憐

36
なんときにみゑる事やらこれしれん
月日の心つみきりてある
不知何時顯出來
月日心切顯再待
37
こらほどに月日の心しんばいを
そばなるものハなにもしらずに
月日如此擔心事
近人對此毫不知
38
そばなるハしことばかりをふもている
みへたるならばもんくかハるぞ
近人只想工作事
神能如顯情形異
39
どのよふな事でもさきゑしらしをく
あとてこふくハいなきよふにせよ
任事預告汝世人
莫待事後方悔恨
40
このよふを初た神の事ならば
とのよな事もみなみゑてある
神即開創此世者
無論何事皆透徹
41
このたびハとのよな事もつみきりて
もふさしぬきハさらにてけんで
此次萬般皆急迫
已無餘暇空使過
42
いままでハとんな事をばゆうたとて
またちいくりとしたるなれども
至今無論言何事
尚且抑制未顯示

43
けふの日ハよこめふるまもゆたんしな
なんどきとんな事があるやら
今日片刻莫疏忽
不知何時何事出
44
いままでにふでにつけたることハりが
さあみゑてきた心いさむで
至今警告神筆寫
即可顯見人心悅
45
これさいかみへきたならば一れつわ
とんなものでもよふきつくめや
只要此事眼能見
康樂豐實即可顯
46
この心どふぞはやくに一れつわ
しよちしてくれ月日たのみや
月日切望全世人
皆能早日悟此心
47
けふからハめづらし事をゆいかける
なにをゆうとも一寸にしれまい
自今將言珍奇事
將言何事難預知
48
このはなしなにをゆうてもそむくなよ
神のをもわくゑらい事やで
所有神言不可違
因為神意極深邃
49
これからのあとなるはなし山山の
神のさんねんはらすもよふを
今後將欲告汝知
擬除山積神憾事

50
このさきハなんほむつかしやまいても
いきとてをどりみなたすけるで
今後任何難疾病
神息手舞皆可拯
51
どのよふなむつかしくなるやまいでも
これなをらんとゆうでないぞや
不論疾病如何重
莫言世有不治症
52
けふまでわひがらこくけんきたらんで
なにかちがいもありたなれとも
迄今時機尚未至
所顯或有不一致
53
だんだんといかな事をもといてをく
どんな事てもちがう事なし
任事逐漸告汝知
所有一切無差遲
54
これまてのみちのすがらとゆうものハ
まことなんぢうなみちであれとも
至今所經之道路
雖然真是極艱苦
55
このさきのみちハなんてもきがいさむ
どんなめつらしみちがあるやら
今後所行之道途
將是喜悅珍奇路
56
とんとんととびてる事をみたとても
心あんちハするやないぞや
雖見奇事不斷顯
亦莫為之心不安

57
あとなるハよろづ月日がひきうけて
いついつまでもよふきつくめに
顯後一切由月日
保證康樂繼永世
58
いままてわなによのはなししたるとも
いつの事なるよふにをもふて
過去無論講何事
或疑何日方顯實
59
やれこわやきくよりはやくもふみへた
どんな事てもゆたんでけんで
神言顯實何其速
任事不可稍疏忽
60
このさきをにちにち心いさめるで
どんな事でもゆへばそのまま
今後日日使心歡
神言無不如實顯
61
どのよふにむつかしくよふみへたとて
よふきつとめてみなたすけるて
看來不管多困難
康樂聖舞皆可拯
62
これからわどのよなしことするやらな
心したいにとんな事でも
今後可知顯何能
存心如何可得拯
63
月日にわだんだん心ざんねんを
どんな事てもみなはらすでな
月日無論對何事
欲將神憾漸消釋

64
とのよふな事をゆうのもにな月日
いかなしことをするやしれんで
所言皆出月日意
欲顯何事人難悉
65
いかなるの事がみゑるもみな月日
にんけん心あるとをもうな
一切顯示由月日
莫認出自世人意
66
けふからハどのよな事もせきこんで
どんなはたらきするやしろまい
自今任事皆心急
將顯何能人莫悉
67
いまなるの月日のをもう事なるわ
くちわにんけん心月日や
今述月日意中事
心屬月日口屬人
68
しかときけくちハ月日がみなかりて
心ハ月日みなかしている
細聽口乃月日借
心卻皆由月日貸
69
こればかりうらみあるならとのよふな
事も月日かみなかやすてな
對此汝等疑心生
月日必皆與報應
70
どのよふな事をゆうのもみな月日
にんけん心さらにまぜんで
一切皆是月日語
絲毫不雜世人意

71
いかほどにむつかしよふにをもたとて
月日ひきうけはんちないぞや
想來不管如何難
月日保證心可安
72
このさきのみちをたのしめ一れつわ
神のさんねんはらしたるなら
神憾如能皆除淨
未來之道樂無窮
73
にちにちにむねのそふぢにかかりたら
どんなものでもかなうものなし
日日若始掃心胸
無論何人莫能勝
74
このそふぢどふゆう事にをもうかな
月日たいないみな入こむで
對此掃除如何想
月日進入人體中
75
このはなしとこの事やとをもうかな
高いところでみなあらわすで
此事將在何處行
顯於高貴人士中
76
なにもかも月日ゆう事しやんせよ
なにをゆうてもこれちがわんで
月日所言細思索
無論言何皆無錯
77
せかいぢう一れつ心すましたさ
どんな事をば月日するやら
欲使世人心清澄
月日要將何事行

78
とのよふな事をするのも月日には
たすけたいとの一ちよはかりで
所有一切月日行
皆出拯救一心願
79
このさきをたしかみていよ一れつわ
むねのそふちがひとりでけるで
世人細觀未來景
心塵自然可掃淨
80
このそふちすきやかしたる事ならば
そのまますぐにまむりごしらゑ
心塵如已全掃除
立即備發祐身符
81
このみちを月日の心にちにちに
せきこんでいるたれもしらずに
日日急欲發此符
月日心意無人悟
82
このみちゑはやくついたる事ならば
どんなものでもみないさむてな
如早隨至此道中
任人心中皆歡騰
83
このはなしたれがするとハをもうなよ
月日の心はかりゆうのや
莫認此言出自人
一切皆由月日心
84
このよふのしんちつなるをせかへちうへ
とふしてなりとしらしたいゆへ
欲將此世真實事
總想告與世人知

85
けふまでわ一日なりとひをのばし
とのよな事もしかゑいれども
至今延遲又延遲
凡事無不盡抑制
86
このtびハもふひかつまりきるからハ
どふむしかゑる事ハでけんで
今番時機已迫至
故已不能再抑止
87
なんどきにとのよな事をきいたとて
これハ月日のざねんりいふく
何時何事汝聞悟
皆是神憾或神怒
88
月日にわどのよなものもわが子なり
かわいばかりでみてハいれども
月日視人皆子女
故而待之以慈愛
89
いままでハせかいぢううハ一れつに
めゑめゑしやんをしてわいれども
至今世人皆如此
個個只知顧自已
90
なさきないとのよにしやんしたとても
人をたすける心ないので
無心救人真遺憾
只是思索亦徒然
91
これからハ月日たのみや一れつわ
心しいかりいれかゑてくれ
月日切望全世人
從今改過能自新

92
この心どふゆう事であるならば
せかいたすける一ちよばかりを
何謂改過能自新
要有專一拯世心
93
このさきハせかいぢううハ一れつに
よろづたがいにたすけするなら
今後世界一切人
萬事如有互助心
94
月日にもその心をばうけとりて
どんなたすけもするどをもゑよ
月日亦必納其心
任何拯救皆賜人
95
このたすけどふゆう事にをもうかな
ほふそせんよにたしかうけやう
對此拯救如何想
保證不會染痘瘡
96
またたすけりうけ一れつどこまでも
いつもほふさくをしゑたいから
並欲年年賜祐護
莊稼無處不豐收
97
このみちをはやくしこもとをもゑども
一れつ心をかりないので
雖欲將此速授人
世人不悟月日心
98
せかいぢつどこにへだてわないほどに
一れつしやんしてくれるよふ
世界人類無畛域
務須汝等細思慮

99
しんぢつに心にさだめみなついて
神のゆう事そむきなければ
若能抱定真誠心
遵照神言去實行
100
それよりも月日の心しいかりと
うけとりしだいたすけせきこむ
月日接納此誠心
定能應時速賜拯
101
このたすけ一寸の事やとをもうなよ
これわにほんの一のこふきや
莫將此拯看輕易
悟區至貴之口記
102
これさいかはやくしいかりみせたなら
とのよな高いところなるとも
只要將此早使現
任何高處道皆顯
103
こればかりにんけんハさでないからに
月日ぢうよふそむきでけまい
此事非是人力及
月日全能不可逆
104
しらるならいかほと高いところても
まねハてけまいいやんしてみよ
無論地位如何高
亦莫能倣思可曉
105
月日よりやますしなすによわらんの
はやくしよこふだそとをもへど
不病不死不衰事
月日雖欲早證實

106
一れつハみなうたごふてたれにても
せかいなみやとをもているので
世人無不懷疑之
只當一般平常事
107
このところにんけん心さらになし
月日のをもう事ばかりやで
在此所言非由人
一切出自月日心
108
その事をたれてもしらぬ事やから
わかりないのが神のさんねん
對此無人能瞭然
人不瞭然故神憾
109
この心どふどしんちつ一れつの
心すまするもよふないかよ
有無方法使世人
能使其心真清澄
110
心さいはやくハかりた事ならば
そのまますぐにしよこだすのに
只要人心早悟知
月日立即可證實
111
いままでハとのよなうそもきいていた
もふこれからハうそハきかんで
至今謊言皆聽受
此後謊言不接收
112
これからハうそをゆうたらそのものが
うそになるのもこれがしよちか
此後如再講謊話
須知祐護變虛假

113
月日にハうそとついしよこれきらい
このさきなるわ月日しりぞく
月日嫌惡謊與諂
此後不改神祐斂
114
それゆへに一日なりとひをのばし
たいていなにもみゆるしていた
神心深慈將日緩
大抵謊言皆從寬
115
このたびのはやくしよこふだしたいと
ゆうているのをなんとをもうぞ
今欲速將證據顯
汝等對此如何想
116
しよこふもとふゆう事にをもうかな
みのうちよりにたしかためしを
可知證據指何事
欲從汝人身上試
117
このためしまこと月日のさんねんわ
よいなる事でないとをもゑよ
此試實為月日憾
須知嚴重方使然
118
みのうちにとこみふそくのないものに
月日いがめてくろふかけたで
月日曾對健全人
使其失常受苦辛
119
ねんけんハ三十九ねんもいせんにて
しんばいくろふなやみかけたで
是在三十九年前
使其擔心受苦難

120
それゆへに月日ゆう事なに事も
うたこふているこれむりでない
故而月日所言及
難怪一切皆猜疑
121
このたびハ此むねのうちすきやかに
はらすもよふやこれがだい一
今番先將此人心
徹底使豁最要緊
122
この心日月のほふゑしいかりと
つけん事にハどんなはなしも
此心不解月日意
講解何事也無益
123
いかなるの事をしたるもにな月日
こんな事をばたれもしろまい
任事皆由月日施
此事恐無一人知
124
けふの日ハよこめふるまもないほどに
はやくしよこふだしてみせるで
時機今已到眼前
立即顯證使能見
125
これみたらとんなものでもとくしんせ
なにのはなしもみなこのどふり
任人見此皆信服
任事全如月日述
126
いままでのこのさんねんとゆうものわ
くちでゆうよな事てないぞや
至今所積月日憾
決非口舌所能言

127
いままでハ山山さねんとふりぬけ
このたびこれをはらしたるなら
至今越過積憾山
此番如能全掃完
128
あとなるハどんなやまいもいかなるの
事であろふがみなたすけるで
以後任何惱與病
無論大小皆賜拯
129
このよふのにんけんもとをせかいちう
しらしてをいた事であるなら
創造人類之元始
如能告與全世知
130
それからハどんなたすけもするほとに
一事まででみなたすけるで
今後將賜全拯救
只須一言可賜祐
131
これまでハたんたんくどきことハりを
ゆうてあれどもしんかわからん
迄今勸說又預告
然而真諦卻未曉
132
このしんハどふゆう事であろふなら
むねのしやんをこれがたいいら
若問真諦是何義
存心如何為第一
133
なににてもむねとくちとがちこふてハ
神の心にこれハかなわん
任事心口必合一
否則神心難同意

134
しんちつが神の心にかなハねば
いかほど心つくしたるとも
存心不合神心意
即或盡心亦無益
135
こればかりいかほどたれがそふたんも
とてもかなハん月日しりぞく
唯此誰人來乞求
月日不納祐護收
136
なにもかも神のゆ事しかときけ
なにをゆうてもちがう事なし
神言一切須細聽
所言無一不靈應
137
しんちつにめつらしたすけをしへたさ
そこでとのよな事もゆうのや
因欲確告奇拯救
故而任事皆講授
138
このよふを初てからにない事を
どんな事をもをしへたいから
欲將一切全告知
創世以來未有事
139
このよふのほんもとなるのしんちつを
しいかりしよちせねばいかんで
此世元始真實事
必須確實瞭悟之
140
このもとをしいかりしらているものハ
とこのものでもさらにあるまい
元始真實確知者
找遍天下有哪個

141
このたびハほんしんちつをゆてきかす
なにをゆうてもしかとしよちせ
元始真實今欲述
所講一切須知悟
142
このやしきにんけんはじめどふぐハな
いざんぎいいといざなみとなり
在此宅院創人之工具
伊咱那義與伊咱那密
143
月よみとくにさづちいとくもよみと
かしこねへとが一のとふぐや
次基又密此工具 並同庫尼薩次基
再加以庫莫又密 卡西叩涅皆第一
144
それよりもをふとのべへとゆうのハな
これわりゆけの一のどふくや
尚有歐托諾別者
乃祐莊稼重要具
145
つきなるハたいしよく天とゆうのハな
これわせかいのはさみなるぞや
其次是代孝庫天
此乃世界之刀剪
146
これまでハどふぐいいさいみなよせて
とのよなみちもとふりぬけたで
只為覓集各工具
至今穿遍艱苦路
147
このさきハよせたどふぐをみハけして
しこむもよふをいそぐばかりや
此後鑑別各工具
專心急欲去培育

148
このものハとこにあるやとをもうなよ
としわ十一二人いるぞや
人在何處或心疑
在此二人年十一
149
この人ハにんけんはじめかけたると
りうけいいさいしゆごふどひぐや
一是創人元雛型
一是祐護莊稼具
150
けふの日にどのよな事もゆうほどに
なにをゆうてもしよちしてくれ
今日任事皆講述
所言一切須暸悟
151
いままでも神のをもハくままあれど
ひがきたらんでしかゑいたるで
迄今雖欲言神意
時機未到故壓抑
152
だんだんともふひがつまりきるからハ
どんな事でもゆうてをくぞや
時機今已漸迫近
任事預先告汝人
153
これまでハどこの人でもをなじ事
なにをゆうてもみなうたごふて
至今對於神所說
世人無不抱疑惑
154
このたびハほんしんぢつであるからに
これそむいたらすぐにかやすで
今番告以真實事
逆此即以回報施

155
せかいにわあめをほしいとをもたとて
このもとなるをたれもしろまい
世人只盼雨水降
不知雨水之根源
156
このもとをしいかりゆうてかかるから
どんな事でもしよちするなら
雨降本源告與汝
一切若能皆瞭悟
157
けふの日ハこのよはじめてないはなし
なにをゆうてもこれきいてくれ
今述創世未有事
無論講何須聽之
158
このよふわ神のせかいとゆいながら
どんな事でもしんわしらんで
雖言此世神創始
一切真理無人知
159
このしんをまことしんぢつしてみせる
これみたならばみなとくしんせ
將此真實顯現出
見此汝人可信服
160
どのよふな事をするのもみな月日
なにをゆうのもみな月日やで
無論何事依月日
任何話語由月日
161
このたびハこのよはじめてない事を
どんな事でもになあらわすで
今番此世未有事
一切皆將顯於世

162
月日にわたいないよりもこもりいて
どんなしごとをするやしれんで
月日進入人體裡
將顯何事人難悉
163
どのよふなゆめをみるのもにな月日
まことみるのもみな月日やで
所有夢景與現實
無一不是由月日
164
このよふの水のもとなる事をばな
まだこれまでわゆうた事なし
關於此世水來源
直至今日尚未談
165
このたびハほんしんぢつの水の事
どんなはなしをするやしれんで
今番關於水源事
將談何事人不知
166
この元をたしかにゆうてかかるから 
せかいなみなる事でゆハれん
今將確述此根源
若當俗事神不言
167
けふからわどのよな事もゆいかける
なにをゆうてもしかときくなり
自今告汝所有事
任事皆須細聽之
168
にちにちに高山にてわだんだんと
どんな事をばたのみたつねる
今後高山權貴人
將會逐漸來求問

169
これさいかみゑきたならばどのよふな
事もあふなきさらにないぞや
只要能到此情形
無論何事無危境
170
けふの日ハなにのはなしをするやらな
どんな事でもしよちしてくれ
可知今將言何事
所言一切須悟知
171
めへめへの心みのうちどのよふな
事でもしかとみなあらわすで
世人各自存何心
無不顯現於自身
172
これみたらどんなものでもしんぢつに
むねのそふちがひとりてけるで
若能體會此關聯
自然掃淨心上塵
173
このたびハどんな事でもすきやかに
あらわれだしてみなしてみせる
此番任事無不顯
神能確顯眼可見
174
たいないになにがあるやらどのよふな
ものでもしりたものわあるまい
體內究竟蘊何祐
不論何人難瞭悟
175
このはなし月日のし事これをみよ
心しだいになにをするやら
月日所為可待視
依人存心神祐施

176
けふの日ハなにもしらすにたれにても
せかいなみなる事であれども
今日一切全不知
汝等皆如常人事
177
あすにちハどふゆうみちをみるやらな
しんの心があらわれてくる
明日怎知顯何道
神能依人真心報
178
この心あらわれでたる事ならば
たれもそむきわさらにてけまい
神能如實既顯出
無論何人不可忤
179
これみたらどんなものでもしんちつに
あたまかたけてみなしやんする
無論何人若見此
必皆垂頭心中思
180
さあしやんこの心さいしいかりと
さだめついたる事であるなら
汝等對此須熟思
只要心誠意堅實
181
このはなし月日の心ばかりやで
にんけん心あるとをもうな
此言出自月日心
切莫認做世人意
182
この事をみな一れつハしんちつに
をもてたのめばどんな事でも
若以真誠來祈求
必皆如願賜神祐

日本天理教原典《御筆先》:第十一號

1
むなさきへきびしくつかへきたるなら
月日の心せきこみである
有物如甚堵胸間
乃是月日心焦顯
2
このさきハ一れつなるにだんだんと
みのうちさハりみなつくであろ
今後無論任何人
異常皆漸顯於身
3
どのよふなさハりついてもあんぢなよ
月日の心ゑらいをもわく
任何異常莫擔心
乃因月日意圖深
4
みのうちにさハりついてもめへめへの
心それそれみなわけるでな
身體雖有異常現
鑑別人心而使顯
5
しんぢつにをもう心とめゑめゑの
しやんばかりをふもいいるとを
誠為此道思念心
抑或僅知顧自身
6
月日にハどのよな心いるものも
このたびしかとわけてみせるで
汝等究竟存何心
此次月日確使分
7
どのよふな心もしかとみているで
月日このたびみなわけるでな
任何存心皆看穿
月日分清在此番

8
口さきのついしよばかりハいらんもの
心のもこと月日みている
巧言令色不必有
月日只看心誠否
9
これまでもいろいろはなしといたれど
ほんしんぢつがみゑてないので
至今雖已講各事
月日真意未顯實
10
けふの日ハなにのはなしをしたるとも
ちがうよふなる事ハゆハねど
任何事情今所說
必將實現決無錯
11
月日より一どふゆうてをいたなら
いつになりてもちがう事なし
月日只要一說出
永如所言無錯誤
12
それしらすてばの心ハたれにても
せかいなみなるよふにをもふて
雖告其事亦不知
近者皆當一般事
13
このたびのなやむところでとくしんせ
みなの心もめゑめゑ心も
此番身疾須細思
近者本人須悟知
14
この事をぢうよぢざいハちがハねど
みなの心にしよちなけねば
雖有全能可賜祐
汝等不悟亦難救

15
一れつにしよちをしたる事ならば
月日うけよてたしかたすける
世人若能皆悟醒
月日保證定賜拯
16
このたすけどふゆう事にをもうかな
三かめへにハそといでるよふ
若問將賜何拯救
三日頭上可外出
17
これまでも月日とゆうてだんだんと
はなしもといてきたすなれども
至今稱己為月日
逐漸告汝各種事
18
まだしんのところハさらにハかるまい
このたびどんな事もあらわす
或尚未悟真實處
今番一切皆顯出
19
はなしでもをなしところでゆうならば
なんどにんけん心なるよふ
神言如出同一人
或疑出自常人心
20
みなのものをもう心ハきのどくや
このたびところかへてはなしを
如是想法真可憐
今借別口同樣談
21
これきいていかなものでもとくしんせ
月日ぢうよふみなこのどふり
聞此任人須信實
月日全能皆如此

22
たいないへ月日入こみぢうよふを
ゆうていれどもしよちあるまい
月日入體隨意述
然而世人難瞭悟
23
このさきハせゑいいバいにたんたんと
ことハりたゆへかかる事なり
因已充分預告之
今後漸將神能施
24
月日よりあらハれでるとゆうたとて
たんたんなにもことわりたゆへ
月日神能雖顯施
任事漸先預告之
25
このたびのなやみているをやまいやと
をもているのハこれハちがうで
如今惱於身欠安
切莫當做疾病看
26
こればかりやまいなぞとハをもうなよ
月日ぢうよふしらしたいゆへ
唯此莫認是疾病
月日欲使知全能
27
なにもかもとのよな事もしらするハ
さきのをもわくあるからの事
無論何事皆告汝
因有將來神意圖
28
このはなしどふゆう事てあるならば
さきのよろづハ月日ひきうけ
此言究竟何所指
月日保證將來事

29
月日よりひきうけするとゆうのもな
もとのいんねんあるからの事
全賜保證月日言
因有元始之因緣
30
いんねんもどふゆう事であるならば
にんけんはぢめもとのどふぐや
元始因緣指何語
創人元始一工具
31
このものに月日よろづのしこみする
それであづらしたすけるのや
月日教伊萬般事
後將珍奇拯救施
32
この事わ一寸事やとをもうなよ
これハにほんのこふきなるのや
萬莫將此等閒視
此乃悟區之口記
33
あれいんでこらほどなにもすきやかに
たすかる事をはやくしりたら
伊如返宅可全癒
此事如能早瞭悟
34
それしらずどふどいなさすこのとこで
よふぢよさしてをことをもたで
因為不知未使返
仍留該地使保養
35
こんな事はやくしりたる事ならば
せつなみもなししんバいもなし
此事如能早瞭悟
既無憂來又無苦

36
にんけんハあざないものであるからに
月日ゆハれる事をそむいた
因為汝等多淺見
故而違背月日言
37
これからハどんな事でも月日にハ
もたれつかねがならん事やで
今後無論任何事
一切皆當依月日
38
どのよふな事をするにも月日にて
もたれていればあふなけハない
任事皆有月日為
只要依從則無為
39
このよふなけへこふなるのみちすしを
しらすにいたがあとのこふくハい
如此良道不理會
因而生有事後悔
40
このさきハどのよな事をゆハれても
月日ゆハれる事ハそむかん
今後無論聽何言
月日所言不違背
41
月日よりやしろとなるのむなさきの
つかゑてあるをなんとをもうぞ
月日神龕胸塞阻
汝等對此思何如
42
このつかへ人なみなるとをもうなよ
月日の心まことしんわい
胸塞莫當常病看
出自月日心不安

43
それしらずみな一れつハめへめへに
わがみしやんでしことばかりを
對此世人全不知
只顧思念自己事
44
月日にハどのよなみちもみへてある
せかいぢううハそれをふもハす
月日可見任何道
世人對此卻不曉
45
このみちをこども一れつしやんせよ
どのよなみちがあるやしれんで
此道汝等須細思
將顯何道人難知
46
どのよふな事でもさきへしらしをく
あどてこふくハいなきよふにせよ
任事預告汝世人
莫待事後方悔恨
47
こんな事なにをゆうやとみなのもの
をもうであろふこどもかハいい
為何言此或疑猜
皆因子女甚可愛
48
せかいぢうをふくの子共むねのうち
わかるもよふがこれハないかよ
世界子女多無數
有無方法使心悟
49
このよふな事をくどくどゆうのもな
みちをあんぢているもよふから
此事反覆說又說
因恐汝等道走錯

50
これからハとのよな事もゆてきかす
これをかならすうそとをもうな
從此告汝萬般情
切莫當做謊言聽
51
このたびの月日のしごとしかときけ
あしきのよふな事わせんぞや
細聽月日拯救事
邪惡事情決不施
52
どふどしてめつらしたすけをしへたさ
そこでかかりたしごとなるぞや
欲教珍奇拯救事
故以此事來開始
53
いままでと心しいかりいれかへて
よふきつくめの心なるよふ
過去存心全改盡
代以康樂豐實心
54
この心どふしてなるとをもうかな
月日たいない入こんだなら
此心何以能達成
月日進入人體中
55
にちにちにひとり心がいさむなり
よふきづくめの心なるよふ
日日自然心歡騰
康樂豐實心漸成
56
月日よりにちにち心いさめかけ
よふきつくめにしてかかるでな
月日天天促奮踴
欲使康樂豐實生

57
このはなしなんとをもふてきいている
たすけ一ぢよのもよふばかりを
聽到此言如何思
只備專心拯救事
58
月日よりどんな事でもにているで
なにをゆうてもみなしよちせよ
月日任事皆看清
無論何言須遵行
59
ことしから七十ねんハふうふうとも
やまずよハらすくらす事なら
夫妻從今七十載
相偕不病亦不衰
60
それよりのたのしみなるハあるまいな
これをまことにたのしゆんでいよ
恐無較此更快活
誠可充分享此樂
61
月日にいままでどこにないハ事を
ばかりゆうぞやしよちしてきけ
月日只言未有事
望能瞭悟細聽之
62
このよふなない事ばかりゆうけれど
さきをみていよみなまことやで
所說雖是未有事
將來必皆成現實
63
なにぶんにめづらし事をするからハ
いかなはなしもない事ばかり
只因所顯是奇事
一切皆屬從未知

64
とのよふにない事ばかりゆうたとて
さきをみていよみゑるふしぎや
所言雖皆未有事
奇異實顯可待視
65
いまなるのなやみているわつらけれど
これからさきハ心だのしみ
現在苦痛雖難忍
然而今後樂無盡
66
このよふなはなしくとくとゆうのもな
これハまつたいこふきなるのや
絮絮叨叨言此事
將成口記傳永世
67
月日よりこのたびここであらハれて
とんな事をもはなしするのハ
月日今番顯於此
無論何事皆告知
68
とのような事もたんたんしらしたさ
のほんのこふきみなこしらゑる
因欲漸告任何事
故為悟區做口記
69
このよふのはじまりたしハやまとにて
やまべこふりのしよやしきなり
神創人世在何處
大和山邊庄屋敷
70
そのうちになかやまうぢとゆうやしき
にんけんはじめどふくみへるで
其中有一中山寓
能見創造人工具

71
このどふぐいざなぎいいといぎなみと
くにさづちいと月よみとなり
乃是指伊咱那義 尚且有伊咱那密
以及庫尼薩次基 次基又密等工具
72
月日よりそれをみすましあまくたり
なにかよろづをしこむもよふを
月日看清降自天
準備教與事萬般
73
このところなにをするにもとのよふな
事をするのもみな月日なり
在此所行或所施
一切無不由月日
74
とのよふな事をゆうにもみな月日
そばんるものハまねをしてみよ
一切皆是月日言
近人能倣可試看
75
このよふをはじめてからにけふまでハ
ほんしんぢつをゆうた事なし
創世以來迄至今
元始真實未曾云
76
けふの日ハどのよな事もしんぢつを
ゆハねばならんよふになるから
今日時旬已來到
一切真實皆須告
77
めへめへになにをゆうとハをもうなよ
月日のをもうよふにゆうのや
莫當所言出自人
一切出自月日心

78
なんどきにかいりてきてもめへめへの
心あるとハさらにをもうな
無論何時返回來
莫認因有人心在
79
どのよふなものもしんからとくしんを
さしてかいるでこれをみていよ
促人瞭悟使歸來
對此汝等可視待
80
いかほとのこふてきたるもはつめても
月日の心これハかなハん
如何剛強聰明人
亦難勝過月日心

2017年4月29日 星期六

日本天理教原典《御筆先》:第十號

1
しんぢつの心月日がみさだめて
天よりわたすあたゑなるのわ
月日鑑定心誠實
將自上天授天賜
2
一寸したる事とハさらにをもうなよ
天よりふかいをもハくがある
切莫看做尋常事
出自月日深慈意
3
このはなしどふゆう事であろふなら
からてんぢくも心すまして
若問此言是何意
欲澄迷徒俗人心
4
この心どふしてすます事ならば
月日とびででああちここちと
如何澄清迷俗心
月日無處不奔臨
5
たんたんと月日たいない入こんで
ぢうよぢざいをしてかかるでな
月日漸入人體中
即將開始顯全能
6
したるならなんぼからやどゆうたとて
にほんのものにこれハかなわん
如此雖言是迷徒
卻亦莫能敵悟者
7
にちにちにみへるところでとくしんせ
なんどきどんなはなしきくやら
日日所顯須悟知
難知何時聽何事

8
どのよふなはなしきいてもさきいより
これわ月日のはなしなるのや
無論聽到任何事
皆為月日預言之
9
これからハにほんのものハたんたんと
月日ひきたてこれをみていよ
月日今漸祐悟者
對此待視即可知
10
なにもかもどのよな事もみなをしへ
しらん事をハないよふにする
所有一切皆相告
使汝無事不知曉
11
にほんにハはしらをたてた事ならば
やまずしなすによハりなきよに
若在悟區立聖台
可保永不病死衰
12
いままでハからやとゆうてはびかりて
ままにしていたこんどかやしを
至今迷徒甚放肆
今番即將回報施
13
このはなしたれにどふせとゆうでなし
月日とびででままにするなり
此言並非使人行
月日衝出顯全能
14
こてまでも月日をしらんものハない
なれとほんもとしりたものなし
無人不知天月日
根本真理無人知

15
このたびハどのよな事もしんぢつを
ゆうてきかしてたすけいそぐで
今告一切真實事
乃因急欲拯人世
16
このひがらいつころなるとゆうならば
たあのしゆりをしまいしだいに
若問何日可顯世
中耕之後立秋時
17
それからハなにかめづらしみちになる
つとめのにんぢうみなよりてくる
而後珍奇道路顯
聖舞人員皆集全
18
たんたんとにちにち心いさむでな
なんとやまとハゑらいほふねん
日日人心漸欣然
齊稱大和是豐年
19
にちにちにはやくつとめをせきこめよ
いかなるなんもみなのがれるで
日日急速行聖舞
任何災難可免除
20
どのよふなむつかしくなるやまいでも
つとめ一ぢよてみなたすかるで
不論疾病如何重
專心聖舞可得拯
21
つとめでもどふゆうつとめするならば
かんろふだいのつとめいちぢよ
若問該行何種舞
專奉甘露台聖舞

22
このたいをどふゆう事にをもうかな
これにいほんのをやであるぞや
可知此台意何如
此乃人類之父母
23
これさいかまことしんぢつをもうなら
月日みハけてみなひきうける
若能信此為真實
月日鑑定祐護施
24
月日よりひきうけするとゆうからわ
せんに一つもちがう事なし
月日既保賜祐護
千萬之中無一誤
25
このはなしどふゆう事にきいている
かんろふだいのつとめなるのわ
汝對此言思何如
所謂甘露台聖舞
26
一寸したるつとめなるとハをもうなよ
三十六人にんがほしいで
切莫看為尋常舞
需要人員三十六
27
そのうちになりものいれて十九人
かぐらづとめの人ぢうほしいで
包含樂器十九人
需要神樂聖舞員
28
しんぢつに心さだめてしやんせよ
とりつぎの人しかとたのむで
詳思此事定汝心
一切託汝傳達人

29
このだいをこしらゑよとてたんたんに
月日人ぢうのもよふするなり
月日欲建甘露台
奉舞人員漸安排
30
人ぢうがしかとよりたる事ならば
そのままだいもでける事やで
人員確能皆集齊
聖台自然會建起
31
このみちハどふゆう事であるならば
月日つとめのてゑをふしへて
若問此道是何事
聖舞手勢月日示
32
それよりも月日一れつせかゑぢう
つれてでたならひとりでけるで
以後使授世界中
甘露聖台自建成
33
これさいかたしかにでけた事ならば
月月つとめちがう事なし
只要此事能完成
每月聖舞無誤生
34
つとめさいちがハんよふになあたなら
天のあたゑもちがう事なし
奉行聖舞若無誤
授以天與定祐護
35
このみちハまことしんぢつむつかしい
みちであるぞやみなしやんせよ
此道誠修非易事
汝等務須仔細思

36
この人ぢうどこにあるやらしろまいな
月日みわけてみなひきよせる
人員何在難以知
月日鑑定可招致
37
どのよふなところのものとゆうたとて
月日ぢうよふしてみせるでな
不管人員在何地
月日全能可招集
38
だんだんと人ぢうそろふたそのゆへで
しんぢつをみてやくわりをする
聖舞人員漸招足
鑑其誠心配任務
39
やくハりもどふゆう事であるならば
かぐら十人あといなりもの
任務究竟指何說
樂舞十人餘奏樂
40
これさいかはやくしいかりそろたなら
どんな事でもでけん事なし
只要將此早湊全
任何事情皆不難
41
けふからハだんだんもんくかハるでな
いままでしらん事ばかりゆう
漸改話題今日始
只言至今未知事
42
いままでもどのよなみちもあるけれど
月日をしへん事わないぞや
至今亦有各種道
無一月日不曾告

43
月日よりたいてへなにもだんだんと
をしゑてきたる事であれども
大概所有一切事
月日雖已漸告知
44
このたびハまたそのゆへのしらん事
なにもしんぢつみなゆてきかす
今次更要告汝知
尚未講解真實事
45
これまでハからやとゆうてはびかりた
これも月日がをしへきたるで
至今迷徒恣意行
亦因月日教而生
46
このたびハ月日元ゑとたちかいり
木のねしいかりみなあらハすで
此番月日溯元始
所有根源確皆示
47
このよふの元をしいかりしりたもの
どこのものでもさらにあるまい
此世創始之根源
確實知者無一人
48
しんぢつにこの元さいかしいかりと
しりたるならばどこいいたとて
若能確知此根源
所到之地無不安
49
このはなしなんとをもふてきいている
これとりつぎにしこみたいのや
對此如何來聽聞
將此欲教傳達人

50
どのよふな事を月日のをもうにハ
にんけんもとをこれせかゑぢうへ
可知月日想何事
創人根源告全世
51
はやはやとこのしんちつを一れつに
しらしたるならはなしハかるで
若將真實早告人
定可瞭悟我所云
52
いかほどにはなしをといてきかしても
もとをしらしてをかん事にハ
話語無論怎樣講
不講根源難瞭然
53
もとさいかしいかりゆうてをいたなら
なにをゆうてもみなききハける
只要根源講出來
其他皆可聽明白
54
このゆふのぢいと天とハぢつのをや
それよりでけたにんけんである
此世天地真父母
人類乃是由此出
55
これからハからもにほんもしらん事
ばかりゆうぞやしかときくなり
今後只講未知事
迷徒悟者皆聽之
56
どのよふな事もしらんとゆハんよふ
みな一れつにしこみたいから
為使不言無一知
欲教世人所有事

57
にちにちに月日の心をもうにわ
ををくの人のむねのうちをば
日日月日心所思
念及眾人心中事
58
この心どふしたならばわかるやら
どふどはやくにこれをわけたい
如何能使此心明
切望早日使清澄
59
せかいぢうしんぢつよりもむねのうち
わかりたならば月日たのしみ
世界人心如真清
月日神心樂無窮
60
それからハ一れつなるのむねのうち
わかりたならば月日それより
人心若能真清澄
月日即將顯神能
61
だんだんとにちにち心いさめかけ
よふきづくめをみなにをしへて
逐日使人心踴躍
康樂豐實皆授與
62
せかいぢうをふくの人のむねのうち
みなすましたす事であるなら
如若世界眾人心
皆能完全使澄清
63
それよりも月日の心いさみでで
どんな事でもになをしゑるで
而後月日心振奮
無事不告汝等聞

64
とのような事でも月日しんぢつに
みな一れつにをしゑたいのや
所有一切真實事
月日皆欲告人知
65
しんぢつの心がほしい月日にわ
どんな事でもしこみたいから
月日欲教一切事
希望汝等心真實
66
このはなしなにをしこむとをもうかな
これからさきのよろづみちすじ
欲教何事可知乎
告汝將來萬般路
67
けふまてハなによの事もみへねども
ひがちかづけばひとりみへるで
至今一切尚未顯
時期到來自可見
68
とのよふな事もやまいとをもうなよ
なにかよろづハ月日ていりや
症候莫當疾病看
乃是月日之神譴
69
月日よりにちにち心せきこんで
どんなもよふをするやしれんで
月日天天心焦急
做何安排人難悉
70
せきこみもなにの事やらしろまいな
かんろふだいのもよふばかりを
所急何事人難猜
準備安置甘露台

71
にちにちにみのうちさハりついたなら
これハ月日のていりなるかよ
日常如有疾症顯
須悟此乃月日譴
72
だんだんとみすますところせかいぢう
きのどくなからもんくかへたい
逐漸觀遍人世間
誠屬可憐須改變
73
しやんせよくちでなに事ゆうたとて
たしかなしよこなくばいかんで
細思只是以口云
如無實證難置信
74
月日よりたいないよりも入こんで
ぢうよぢざいのさしずしよこや
月日進入始祖身
施顯全能可證真
75
それゆへにいままでどこにない事を
ばかりゆううてはじめかけるで
故而所言未有事
今將神能皆顯實
76
いままでもない事がかりゆうのもな
これも月日のみなをしへやで
所言皆是未有事
只有月日皆告知
77
このたびのかんろふだいとゆうのもな
これもいままでしらん事やで
甘露聖台今將置
此事至今無人知

78
どのよふな事をゆうのもみな月日
しらん事をばをしゑたいから
一切所述皆月日
因欲告人不知事
79
このやしきかんろふだいをすへるのハ
にんけんはじめかけたしよこふ
此宅置有甘露台
證明人類所由來
80
なに事もみなこのとふりはちめかけ
せかいぢううの心すまする
一切如此開始行
欲使世人心能澄
81
にちにちになんでもせかい一れつを
いさめるもよふばかりするぞや
日日安排各事情
只為使人心歡騰
82
だんだんとせかいの心いさむなら
りうけもろともみないさみでる
世界人心漸歡騰
五穀無不獲豐登
83
この心どふしていさむ事ならば
月日にんそくつれてでるぞや
人心如何能歡騰
月日帶領隨從行
84
それまでにああちこふちとどのよふな
はなしだんだんみなきくであろ
俟至該時各種事
到處逐漸可聞知

85
どのよふなはなしきくのもみなさきい
ゆうてあるぞやしやんしてみよ
所聞一切任何事
皆已預言可細思
86
月日にハなにをだんだんゆハれると
をもうてあろをさきのたのしみ
或疑月日漸言何
所言皆是未來樂
87
なに事も月日の心をもうにわ
にほんにこふきほしい事から
萬般月日心中意
只望悟區有口記
88
にほんにもこふきをたしかこしらへて
それひろめたらからハままなり
悟區若確編口記
弘此迷域如神意
89
このはなしなんとをもふてみなのもの
にほんのものハみなわが事や
對此神言汝何思
此乃悟者自身事
90
それしらずなんとをもふて上たるハ
むねがわからん月日さんねん
權貴不解此神言
因而月日生神憾
91
このところどのよなこふきしたるとも
これハにほんのたからなるぞや
編於此地之口記
皆是悟區之寶籍

92
一れつの心さだめてしやんせよ
はやくこふきをまつよふにせよ
世人決心並思量
可待口記早日成
93
しんぢつのこふきがでけた事ならば
どんな事でも月日ひろめる
真實口記如完成
任事月日廣推行
94
月日よりひろめをするとゆうたとて
みなの心ハしよちでけまい
月日雖言欲傳播
世人心中難認可
95
それゆへにとりつきよりにしいかりと
たのみをくからしよちしていよ
因此牢託傳達人
汝等皆須知時至
96
このひがらこくけんきたる事ならば
なんどき月日どこいいくやら
如果該日該時至
月日所向無人知
97
にちにちにとりつぎの人しいかりと
心しづめてはやくかかれよ
傳達人員心要靜
從速開始去推行
98
このみちハどふゆう事にみなのもの
をもているやら一寸にわからん
此道看做是何事
汝等世人不易知

99
月日にハなんでもかでもしんぢつを
心しいかりとふりぬけるで
月日不管多困苦
決心穿過真實路
100
このみちを上ゑぬけたる事ならば
ぢうよぢざいのはたらきをする
此道如能達上層
必定將會賜全能
101
月日よりこのはたらきをしかけたら
いかなこふてきらるとゆうても
月日開始賜神能
不管汝力多強盛
102
心よりしんぢつハかりすみきりて
とんな事でもをやにもたれる
必能瞭悟心清澄
任事皆依父母神
103
このさきハせかへぢううハどこまでも
よふきづくめにみなしてかかる
今後世界任何處
皆使康樂豐實出
104
たんたんとこのみちすじのよふたいハ
みなハが事とをもてしやんせ
弘傳此道漸顯事
皆為己事須細思

日本天理教原典《御筆先》:第九號

1
いままでハなにをゆうてもにんけんの
心のよふにをもていたれど
至今一切所言及
皆以出自人心意
2
このたびハなにをゆうてもにんけんの
心あるとハさらにをもうな
今番一切所言及
莫再以為是人意
3
どのよふな事でもしかときいてくれ
にんけん心さらにまぜんで
任事皆須仔細聽
毫不攙以世人情
4
月日よりどのよな事もしいかりと
ゆいかけるでなこれきいてくれ
月日將述一切事
汝等務須細聽之
5
月日よりやしろとなるを二人とも
べつまへだててをいてもろたら
月日希將此二人
若能一一置別室
6
なにゆうもそれよりしかとうけよふて
たすけするぞやしかとみていよ
而後任何祈求事
保賜拯救可待視
7
このさきハどのよなたすけするのもな
みなうけやうのもとであるから
今後保證賜拯事
無一不是源於此

8
どのよふな事をゆうてもけさんよふ
たしかききすみしよちしてくれ
無論言何莫否定
希能細聽並遵行
9
このさきハどんなむつかしやまいでも
みなうけよふてたすけするぞや
此後無論多難病
必定保證皆賜拯
10
にんけんにやまいとゆうてないけれど
このよはじまりしりたものなし
人間本無疾病事
因世創始人不知
11
この事をしらしたいからたんたんと
しゆりやこゑにいしやくすりを
欲將此事告人知
漸教醫藥當修肥
12
これからハなにかよろづをみなとくで
どんな事でもしかときくなり
今後萬般皆講明
無論何事須細聽
13
これまでもたいてはなしもといてれど
まだゆうてないしんぢつの事
至今大體雖講過
尚有真實未曾說
14
けふからハどのよな事をゆうやらな
月日の心まことせきこみ
今將言何尚未悉
月日心中甚焦急

15
にちにちになにせきこむとゆうならば
月日とびでるもよふばかりを
若問日日何所急
月日準備衝出去
16
このはなししいかりきいてしよちせよ
どんな事をばするやしれんで
細聽此事希瞭然
將顯何事難預見
17
このさきのみちのよふだいしいかりと
ききわけてくれ月日たのみや
今後路情須分清
此乃月日所懇請
18
月日よりとびでた事をきいたなら
かんろふだいをばやくだすよふ
聞知月日衝出來
應立取出甘露台
19
かんろたいすへるところをしいかりと
ぢばのところを心づむりを
聖台安置在原地
對此確應心有地
20
これさいかたしかさだめてをいたなら
とんな事でもあふなきハない
只要此事已確定
其他一切無險驚
21
月日よりとびでるところ一寸はなし
高いとこそやとふいところい
月日所向略陳述
奔向高層與遠處

22
そのはなしきいたるならば一れつわ
なんと月日ハゑらいものやと
此話世人如聞悉
定感月日了不起
23
せかいぢうみなたんたんとゆうてあろ
その日きたればむねかはれるで
世人無不漸讚揚
是日到來人心暢
24
いままでハ三十八ねんいせんから
むねのさんねんまこときのどく
至今三十八年間
使汝懷憾甚可憐
25
このたびハどのよな事もしいかりと
にな一れつにしらす事なり
今將所有任何事
詳細告與世人知
26
しらするもなにしらするとをもうかな
もとなるをやをたしかしらする
欲告何事汝可知
詳告創人始祖事
27
このよふな事をゆいかけしらするも
なんの事やらたれもしろまい
雖將此事告汝悉
恐亦無人明真意
28
このよふを一れつなるにしんちつを
たすけたいからしらしかけるで
因欲拯救此人世
故將真實告汝知

29
いままでにないたすけをばするからハ
もとをしらさん事にをいてわ
即要拯救從未見
故要講明其根源
30
いままでもしらぬ事をばをしへるハ
もとなるをやふたしかしらする
告汝至今從未知
詳告創人始祖事
31
元なるのをやふたしかにしりたなら
とんな事でもになひきうける
確知創人元始祖
任事保證賜祐護
32
このはなしたれがゆうとハをもうなよ
月日の心ばかりなるどや
莫認此言是人語
完全出自月日意
33
よろづよのせかい一れつみハたせよ
やまいとゆうのいろいろにある
試觀古今世界中
所謂疾病有多種
34
このたびハどんなむつかしやまいでも
うけよてたすけかでんをしゑる
不管病症多頑強
今保授拯家傳方
35
これからハたしかにやくみゆてきかす
なにをゆうてもしよちしてくれ
今將藥味確告汝
所講一切須知悟

36
このたびのなやむところハつらかろふ
あとのところのたのしみをみよ
今因疾病甚受苦
但待將來快樂出
37
さきよりにせへいいばいにことハりが
ゆうてあるぞやしやんしてみよ
事前已盡賜預告
汝當仔細去思考
38
どのよふな事をするにもさきいより
ことわりたゆへかかるしことや
無論要做任何事
必先預告方行施
39
このはなしどふゆう事にをもうかな
月日ぢうよふしらしたいゆゑ
對於此事如何想
月日因欲顯全能
40
しんぢつにこの一ぢよふはやはやと
月日の心せへていれども
欲將此事早日告
月日心中雖焦躁
41
そがなるにいかほど月日たのんでも
ききわけがないなんとさんねん
月日雖屢求近人
奈何不聽遺憾甚
42
どのよふな事をゆうてもいまの事
なにをゆうとハさらにをもうな
無論何事所言之
莫認只說眼前事

43
だんだんとなにのはなしをするにもな
さきなる事をがかりゆてをく
各事逐漸所言及
皆屬今後將來事
44
これからハなにのはなしをするならば
かんろふだいのはなし一ぢよ
若問此後言何哉
答曰專言甘露台
45
いまなるのかんろふだいとゆうのハな
一寸のしながたまでの事やで
現今所造甘露台
僅是簡單模型哉
46
これからハだんだんしかとゆてきかす
かんろふだいのもよふばかりを
從此逐漸確告知
只關甘露台樣式
47
このだいをすこしはりこみさしハたし
三尺にして六かすにせよ
此台中央開榫穴
直徑三尺形六角
48
いままでにいろいろはなしといたるハ
このだいすへるもよふばかりで
至今講過各種事
只欲準備聖台置
49
これさいかしいかりすへてをいたなら
なにもこわみもあふなきもない
只要此台確能立
即可無險又無懼

50
月日よりさしずばかりでした事を
これとめたならハがみとまるで
月日指示立此台
若敢阻止命必殆
51
これをみてまことしんぢつけへこふと
これハ月日のをしゑなるかよ
見到此台稱讚好
感佩月日啟導高
52
このだいがでけたちしだいつとめする
どんな事でもかなハんでなし
俟台完成行聖舞
任事無不賜祐護
53
このだいもいつどふせへとゆハんでな
でけたちたならつとめするぞや
不言日期不干與
台成即當行聖舞
54
これさいかつとめにかかりでたならば
なにかなハんとゆうでないぞや
只要聖舞能奉行
任何祈求無不應
55
これをみよたしかに月日ぢきもつの
あたゑしいかりたしかわたする
汝等對此可注視
月日確必賜天食
56
とのよふな事でもたしかしんちつの
しよこなけねばあやうきい事
任事必須有確證
如無確證疑心生

57
これからハとのよな事もたんたんと
こまかしくとくこれそむくなよ
今漸詳述事萬般
切莫違背月日言
58
このはなしなにをゆうやとをもうなよ
かんろふだいのもよふ一ぢよ
莫將此言等閒看
專講建立聖台案
59
このだいもたんたんたんとつみあけて
またそのゆへハ二尺四すんに
此台乃是漸疊式
頂層直徑二尺四
60
そのうゑゑひらばちのせてをいたなら
それよりたしかぢきもつをやろ
台頂若把平鉢置
此後必將天食賜
61
ぢきもつをたれにあたへる事ならば
このよはじめたをやにわたする
若問天食賜何人
創人始祖是其人
62
天よりにあたへをもらうどのをやの
心をたれかしりたものなし
接受天與始祖心
知此心者無一人
63
月日よりたしかに心みさだめて
それよりハたすぢきもつの事
月日鑑定始祖心
方將天食賜其人

64
月日にハこれをハたしてをいたなら
あとハをやより心したいに
月日即已賜其人
以後全依始祖心

日本天理教原典《御筆先》:第八號

1
にちにちに月日さんねん山山と
つむりてあるをはらしたいから
神憾日日積如山
故欲將其一掃乾
2
このはなし月日をもわくだんだんと
なにかよろづのたすけなるのわ
月日心意漸告知
皆屬萬般拯救事
3
しんちつの心したいにとのよふな
つとめするのもみなたすけやで
任何聖舞真心行
一切拯救無不成
4
月日にハせかいぢううハみなわが子
たすけたいとの心ばかりで
月日視人皆子女
一心只欲賜拯救
5
そのところさしとめられてさんねんな
まだそののちハとりはらいまで
不僅聖舞敢阻攔
後又斥名甚遺憾
6
それゆへにたすけづとめがでけんから
月日の心なんとさんねん
拯救聖舞因不能
月日遺憾深莫明
7
つとめでも月日たんたんてをふしゑ
にんけんなるの心でわない
聖舞手勢月日授
並非出自人心頭

8
とのよふな事をするのもにんけんの
心あるとハさらにをもうな
任事皆由月日行
莫認雜有世人心
9
このところいかなはなしも月日なり
どんなもよふもみな月日やで
所有話語自月日
任何安排由月日
10
いかなるのさハりついてもにんけんの
心わさらにあるとをもうな
疾病皆由月日意
莫認雜有世人心
11
このよふをはじめだしたる月日なら
どんな事でもしらぬ事なし
此世乃由月日始
任何事情無不知
12
せかいぢう一れつなるのむねのうち
つきひのほふゑみなうつるなり
世人心中一切事
無不反映於月日
13
それしらすみなにんけんの心とて
わがみしやんをがかりをもふて
此事世人全不知
只是一味顧各自
14
このさきハみなだんだんとしんぢつの
みちをふしゑる事であるから
從今以後真實道
一一逐漸向汝告

15
このよふのはじありだしハ月日なり
なにかいさいをみなをしゑかけ
此世創始由月日
一切即將皆告知
16
それまでハたれかしりたるものハなし
なにか月日のしやんがかりで
以前知者無一人
一切只由月日心
17
けふまでもなによの事も月日やと
ゆうてあれどもまたわからんで
至今萬般月日祐
對此世人尚未悟
18
しかときけこのよはじめたしんちつと
ゆうてはなしハといてあれども
細聽創世真實情
雖已再三講汝聽
19
せかいにハたれかしりたるものハなし
なにをゆうてもハからがたない
一般世人知者無
所言一切難瞭悟
20
そのはづやこのよはじめてない事を
たんたんくどきばかりなるから
只說創世從未見
聽來難悟理當然
21
このよふのはじまりだしのしんぢつを
しらしてをかん事のをいてわ
不講創世真實事
其他各事怎能知

22
いままてもたすけ一ぢよとままとけど
ほんしんぢつをしらぬ事から
專心拯救雖屢述
元始真實尚未悟
23
どのよふな事でも月日ゆう事や
これしんぢつとをもてきくなら
一切都是月日云
如能信作真實聽
24
どのよふな事もたんたんゆてきかす
これをまこととをもてききハけ
任事逐漸告汝知
應須信此為真實
25
このよふのほん元なるとゆうのハな
このところよりほかにあるまい
若問人世源於何
除去此地更無他
26
このはなしどふゆう事にをもうかな
どうゆはなしもになしたいから
此言認作是何事
一切皆欲告汝知
27
このよふをはじめだしたるしんぢつを
みな一れつハしよちせゑねば
開創此事真實事
汝等世人必須知
28
どのよふなたすけするにも人なみの
よふなる事ハゆうでないから
任何拯救無不賜
決不言及一般事

29
いままてにみへたる事やある事わ
そんな事をハゆうでないそや
過去已有或曾見
諸如此事決不談
30
これまてにない事ばかりゆてきかし
しんぢつよりのたすけするそや
只談未見亦未有
並必賜與真拯救
31
このたすけどふゆう事にをもうかな
ほふそせんよのまむりこしらゑ
對此拯救思何如
乃欲賜給免痘符
32
またたすけをひやぢうよふいつなりと
のばしなりともはやめなりとも
任時安產神能賜
並可使之速或遲
33
こらほとのぢうよじさいをゆうのもな
よいなる事とさらにをもうな
如前所言全能事
切莫將其等閒視
34
月日にハたいて心ハつくせとも
せかいぢううハまだせかいなみ
月日神心已費盡
世人仍依世俗心
35
このよふをはじめたしたるほんしんを
ゆうてきかさん事にをいてわ
開創此世之本心
必須告與汝世人

36
このところつとめばしよハにんけんを
はじめだしたるところなるそや
可知此地聖舞堂
即是在此將人創
37
にんけんをはじめだしたるこのをやハ
そんめゑでいるこれがまことや
我乃始祖創人世
永生在此乃真實
38
このはなしこれをまことにをもうもの
どこのものでもさらにあるまい
相信此言確為真
尋遍天下無一人
39
このよふなない事ばかりゆうのハな
これがしんぢつみなまことやで
只言世上未有事
決無虛假皆真實
40
いままでもないせかいをばはじめたハ
しらぬ事をばをしゑはじめて
自虛無中創世時
告與未知遂開始
41
このたびもまたない事や知らぬ事
ばかりゆううてまたをしへかけ
今番又將告汝知
未有以及未知事
42
どのよふなものでもしらぬ事ばかり
これをふしへる月日をもわく
任事皆屬人未悉
告知乃是月日意

43
月日にハたんたんしらぬ事ばかり
なにもをしへてせかいたすける
月日漸將未知事
一一告知以拯世
44
こらほどにをもう月日のしんばいを
せかいのものハなにもしらずに
月日神心如此焦
世人卻是全不曉
45
心さい月日しんぢつうけとれば
どんなたすけもみなうけやうで
心誠月日如納容
任何拯救皆保證
46
とのよふなたすけとゆうもしんちつの
をやがいるから月日ゆうのや
真實父母因在此
任何拯救月日賜
47
この月日もとなるぢばや元なるの
いんねんあるでちうよぢさいを
因有原地及始緣
月日故將全能顯
48
このはなしなんでこのよにくどいなら
たすけ一ぢよううけやうのもと
此事何以談又談
保證專心拯救源
49
このもとハとこをたづねてみたるとも
しりたるものハさらにあるまい
無論何處去覓尋
知此根源更無人

50
そのはづや月日たいない入こんで
はなしするのハいまはじめやで
月日進入伊體內
初述方知本難怪
51
このせかい一れつみゑる月日なら
とこの事でもしらぬ事なし
月日可以觀全世
無論何事無不知
52
月日よりみなそれそれとみさだめて
善とあくとをみハけするぞや
月日鑑別世人心
或善或惡皆分清
53
月日よりなんでこのよにくどいなら
あしきみへるがきのどくなから
月日為何談又談
乃因惡顯人可憐
54
たんたんとをんかかさなりそのゆへハ
きゆばとみへるみちがあるから
神恩漸積不知報
將必墜入牛馬道
55
とのよふなものでも月日しんぢつを
うけとりたならみなたすけるで
如蒙月日納真誠
無論何人皆賜拯
56
いままでハどんなはなしをしたるとも
なにもみゑたる事ハなけれど
至今雖已談萬般
任何一事尚未顯

57
これまてもになみへきたる事なれど
ほんもとなるをしらん事から
至今諸事雖有顯
但人不知其根源
58
かみなりもぢしんをふかぜ水つきも
これわ月日のざねんりいふく
雷風地震與氾濫
皆由神怒或神憾
59
この事をいままでたれもしらんから
このたび月日さきゑしらする
此事至今無人曉
今番月日預先告
60
月日にハみな一れつハわが子なり
かハいいばいをもていれとも
月日視人皆子女
雖然神愛深無比
61
一れつハみなめへめへのむねのうち
ほこりいいばいつもりあるから
世人各各心胸裡
無一不是塵滿積
62
このほこりすきやかそふぢせん事に
月日いかほどをもふたるとて
此塵如果不掃淨
月日心意則難明
63
月日よりこわきあふなきみちすじを
あんぢていれどめへめへしらすに
月日怕人行險路
奈何世人不覺悟

64
とのよふなたかいところとゆうたとて
月日のたあにみなわがこやで
無論地位多高貴
月日看來皆子女
65
それしらずをやのする事さしとめて
またとりなろてこれハいかがぞ
不知此事阻父母
並撤神具意何如
66
月日にハいままでどんな事やとて
あらわれでたる事わなけれど
至今無論何事生
月日從未親顯臨
67
このたびハむねのうちよりすきやかに
はらさん事にあとのもよふを
心塵如今不掃淨
此後安排無法行
68
このあとハとのよなものも一れつに
たすけたいとのしゆだんはかりを
此後何人皆相同
只欲想法全賜拯
69
このさきハたすけ一ぢよにかかりたら
どのよなものもいさむばかりや
專心拯救今將行
無論何人皆歡騰
70
なに事も月日一どふゆうた事
ちかいそふなる事わないぞや
只要月日一說過
不論何事皆無錯

71
いままてもあくどいほともといてある
なれと心にわかりないから
至今雖曾說又說
奈何世人心不豁
72
しかときけをなじにんけんなるよふに
をもているのハこれハちがうで
細聽若當常人視
此種想法乃錯事
73
どのよふな事をふしへてかかるのも
もとなるをやてなくばいかんで
若非創人元始祖
怎能萬般皆教汝
74
いままてもなにをふしへてきたるのも
みなこのどふりはじめかけたで
至今亦因是始祖
一切真實方告汝
75
にんけんをはじめたをやがも一にん
どこにあるならたつねいてみよ
創人始祖唯一人
他處如有可去尋
76
このよふなしらぬ事をばだんだんと
ゆうていれどもこれがまことや
如此漸告不知事
所有一切皆真實
77
にちにちにしらぬ事をやない事を
これをしへるが月日たのしみ
不知未有日日說
乃是月日之快樂

78
このよふのにんけんはじめをやなるに
天のあたゑハあるときけども
創人始祖受天與
此事汝等或聞悉
79
このはなしなにの事やら一寸しれん
月日ぢきもつやろとゆうのや
究竟何事汝難知
乃是月日賜天食
80
このはなしどふゆう事であろをなら
かんろふたいにひらばちをのせ
此言究竟是何事
平缽甘露台上置
81
このさきハああちここちにみにさハり
月日ていりをするとをもゑよ
今後使汝身欠安
需知乃是月日譴
82
きたるならわがみさハりとひきやハせ
をなじ事ならはやくそふぢふ
返回宅院此已症
若有同塵速掃淨
83
そふぢしたところをあるきたちとまり
そのところよりかんろふだいを
掃淨宅院可信步
聖台建於腳停處
84
したるならそれよりつとめてをそろい
はやくかかれよ心いさむで
甘露台建集人員
速行聖舞心喜歡

85
こればかりどこたづねてもないほどに
これにいほんのしんのはしらや
此台尋遍天下無
乃是悟區真之柱
86
これさいかたしかみへきた事ならば
とんなものでもをそるものなし
只要此台能確立
任何人也不足懼
87
なにゆうもしんぢつなるのしよこふが
みゑん事にわあとのもよふを
總之實證不建成
其他安排不能行
88
とのよふな高いところのものやとて
ぢうよしだいにはなしするなり
無論地位如何高
皆可隨意將事告

日本天理教原典《御筆先》:第七號

1
月日より三十八ねんいぜんいて
あまくだりたる元のいんねん
月日根據元因緣
卅八年前降人間
2
月日よりそのいんねんがあるゆへに
なにかいさいをはなしたいから
月日因有該因緣
一切實情皆欲言
3
上たるハそれをしらすになに事も
せかいなみやとをもているなり
權貴對此皆不知
看做世上平常事
4
このところ元なるぢばの事ならば
はぢまりだしをしらん事なし
因為此處是原地
創世元始無不知
5
上たるゑこのしんぢつをはやはやと
しらしてやろと月日をもゑど
月日欲將此真實
及早告與權貴知
6
上たるハそれをしらすにめへめへの
わがみしやんをばかりをもをて
權貴不知月日心
各自僅知顧自身
7
月日にハたんたんみへるみちすぢに
こわきあふなきみちがあるので
月日見有懼險路
世人可能漸步入

8
月日よりそのみちはやくしらそふと
をもてしんバいしているとこそ
月日欲速告其路
唯恐世人將步入
9
にんけんのわが子をもうもをなぢ事
こわきあふなきみちをあんぢる
有如一般人父母
雖恐子女走險路
10
それしらすみな一れハめへめへに
みなううかりとくらしいるなり
可惜世人全不知
只是各自虛度日
11
このせかいなにかよろづを一れつに
月日しはいをするとをもゑよ
須知世上萬般事
皆由月日來指使
12
このはなしどふゆう事にをもうかな
これからさきのみちをみていよ
此言汝等如何思
未來之道可待視
13
どのよふな高い山でも水がつく
たにそこやとてあふなけわない
山雖高峻水可漫
谷雖低平無危險
14
なにもかも月日しはいをするからハ
をふきちいさいゆうでないぞや
一切皆由月日管
汝等莫道長或短

15
これまでもなんでもよふボほしいから
たいていたづねいたるなれども
至今欲得用木人
曾經到處去覓尋
16
このたびハたにそこにてハ一寸したる
木いがたあふりみゑてあるなり
今番已在谷底處
看見許多好苗木
17
このきいもたんたん月日でいりして
つくりあけたらくにのはしらや
月日漸育此苗木
可做國家之砥柱
18
それからハにちにち月日みさだめて
あとのよふボのもよふばかりを
而後月日鑑人心
準備再培用木人
19
それよりもひねた木からたんたんと
ていりひきつけあとのもよふを
漸修老木引至前
更育用木使接班
20
にちにちに月日をもをくふかくある
をなじところに二ほん三ぼん
尋木神心日日深
一處可得兩三根
21
この木いもめまつをまつわゆハんでな
いかなる木いも月日をもわく
用木不分雌雄松
月日中意則採用

22
このあといなにのはなしをするならば
よふボのまよふばかりゆうなり
若問此後談何事
只談招集用木事
23
よふボでも一寸の事でハないからに
五十六十の人かずがほし
欲招用木非僅少
希有五六十人到
24
このにんもいついつまでもへらんよふ
まつだいつつききれめなきよふ
五六十人永無減
世世代代永不斷
25
こらほどにをもう月日のしんちつを
みなの心わなにをふもうや
月日心意如此真
不知汝等存何心
26
どのよふなくどきはなしをするのもな
たすけたいとの一ぢうよばかりで
神言雖然甚絮煩
皆出拯救一心願
27
一れつのむねのうちよりしんぢつに
はやくわかりた事であるなら
救人拯世此心願
世人若能早瞭然
28
それからハ月日よろづのしはいする
なにかよろづのたすけするぞや
而後月日皆指使
萬般拯救無不賜

29
このたすけはやくりやくをみせたさに
月日の心せくがかりやで
欲早賜拯示神祐
月日為此心焦愁
30
なにもかもこのせきもみがあるゆへに
むねのうちよりそふぢいそぐで
因欲拯救故心焦
汝等速將心中掃
31
このはなしどこの事やとをもうなよ
みなめへめへのうちのはなしや
此言非指他人云
乃指各自家中人
32
めへめへにむねのうちよりしいかりと
しんちつをだせすぐにみへるで
各自拿出真誠心
神祐立即可顯現
33
月日よりこのせきこみがあるゆへに
なにか心わいそがしい事
因為月日心甚焦
故對一切意甚躁
34
これさいかはやくぢうよふみせたなら
月日の心ひとりいさむに
只要全能早日顯
月日神心自所然
35
いままでも今がこのよのはじまりと
ゆうてあれどもなんの事やら
康樂世界今將始
至今屢述汝不知

36
このたびのぢうよぢざいでとくしんせ
いままでこんな事ハしろまい
今番全能須瞭然
如是珍奇汝未見
37
月日よりたいないよりも入こんで
ぢうよぢざいをみなしてみせる
月日進入胎內間
顯現全能使人看
38
こらほどのぢうよぢざいのしんぢつを
はなしするのハいまはじめやで
月日全能此真實
講給人聽是初次
39
このさきハいつになりてもこのどふり
ぢうよぢざいをはやくしらする
今後何時皆如此
全能及早告汝知
40
いままてもいかなるみちもとふりたが
をびやたすけのためしはぢめや
至今諸路皆經歷
今賜護產乃初試
41
このたびハをびやたすけのしんぢつを
はやくたるけを月日せけども
護產神祐此真實
月日今雖欲速示
42
一れつハいままでしらん事やから
みなぢいくりといづみいるなり
至今世人從未知
故而無人不遲疑

43
しんぢつに心さだめてねがうなら
ちうよぢざいにいまのまあにも
如真堅定誠心求
立即可將全能授
44
この事ハたれでもしらぬ事やから
むねがわからん月日さんねん
此事無有一人見
不解神意月日憾
45
いままてハなによの事もみへねども
これからさきハはやくみゑるで
至今一切未出現
此後即將迅速顯
46
しんぢつの心あるならなになりと
はやくねがゑよすぐにかなうで
速以誠心祈賜祐
皆能立應如所求
47
とのよふな事ハいかんとゆハんてな
たすけ一ぢよせゑているから
不言何事不可求
只因急欲賜拯救
48
こらほどに月日の心せきこめど
そばの心わなんでいづむど
月日心意如此急
近旁汝等何遲疑
49
はやはやと心いさんでせきこめよ
月日まちかねこれをしらんか
急速踴躍行拯救
月日期待不知否

50
月日よりぢうよぢざいをしんぢつに
はやくみせたいこれが一ぢよ
欲將全能早日顯
此乃月日一心願
51
こらほどにをもう月日のしんぢつを
そばの心わまたせかいなみ
月日心意如此真
近人卻依世俗心
52
よのよふな事をゆうのもにんけんの
心でわない月日こころや
任言何事非人意
皆出創人月日心
53
いままでハなにをゆうてもにんけんの
こころがまぢるよふにをもふて
至今始祖所言及
皆當混有人心意
54
しかときけこれから心いれかへて
にんけん心あるとをもうな
細聽今後將心改
莫當混有人心在
55
いままでハをなじにんけんなるよふに
をもているからなにもハからん
至今以為是常人
因而不懂始祖云
56
これからハなにをゆうにもなす事も
にんげんなるとさらにをもうな
今後所為或所言
不可再當常人看

57
いままてハひがらもちいときたらんで
なによの事もしかゑいたるで
迄今時機尚未至
故而一切皆慎施
58
このさきハとのよな事をゆうにもな
こわみあふなきないとをもゑよ
此後無論談何事
無懼無險汝須知
59
これからハ月日でばりをするほどに
どんな事でもかやししてやる
今後月日親臨到
任事無不賜回報
60
月日よりこれまでなるのさんねんわ
山山つもりかさなりてある
至今月日神遺憾
重重累累積成山
61
いかほどにざんねんつもりあるとても
どふせこふせわゆうでないそや
神憾雖然積成山
並非逼人如何幹
62
これからハとのよな高いところでも
このしんぢつをはやくみせたい
今後地位縱然高
速示真實與彼瞧
63
上たるの心すみやかわかりたら
月日ぢうよふはやくするのに
權貴心中如早知
月日速將全能賜

64
月日よりこのぢうよふをせかへぢうゑ
はやく一れつしらしたるなら
月日願將此全能
速告世界所有人
65
このたびのはらみているをうちなるわ
なんとをもふてまちているやら
汝等對今懷孕事
以何思念等待之
66
こればから人なみやとハをもうなよ
なんでも月日ゑらいをもわく
莫將此事等閒看
乃由月日意深遠
67
このもとハ六ねんいぜんに三月の
十五日よりむかいとりたで
三月十五六年前
神將此人魂接還
68
それからハいままて月日しいかりと
だきしめていたはやくみせたい
而後緊抱此人魂
急待時機使托生
69
それしらすうちなるものハなにもかも
せかいなみなるよふにをもふて
此事近人全不知
只是當做尋常事
70
このはなしどふゆう事にをもうかな
これが大一このよはじまり
此事汝等如何思
此乃康樂世界始

71
まてさきのみちのよふだいたんたんと
よろづの事をみなといてをく
今後未來各情形
一切皆漸告汝聽
72
なわたまへはやくみたいとをもうなら
月日をしへるてゑをしいかり
胎兒玉惠欲早見
所授手舞須勤練
73
このはなししんぢつをもう事ならば
こころさめてはやくかかれよ
此言真實如瞭悟
速以誠心行聖舞
74
いままでハなにをゆうても一れつの
むねもハからんひもきたらいて
至今無論講何事
世人不解時未至
75
たんたんとむねがわかればひもきたる
月日の心ゑらいせきこみ
世人漸悟時亦到
月日心中甚焦躁
76
これさいかはやくみへたる事ならば
どんなものでもかなうものなし
只要此魂早托生
無論何人莫能勝
77
月日よりこれをしいかりみせたなら
あとのしごとハどんな事でも
月日將此明示之
其後拯救皆顯示

78
いままでもをびやほふそのこのゆるし
なんとをもふてみながいたやら
安產免痘等神許
汝等對此如何思
79
このたびハとんな事てもすきやかに
みなしんぢつにゆうてきかする
今次確將任何事
一切真實皆告知
80
これからハをびやたすけもしいかりと
せつなみなしにはやくむまする
今後護產神定賜
毫無痛苦速生之
81
たんたんと口でなに事ゆうたとて
月日ゆうよにせねばいかんで
用口可言已所願
但莫違背月日言
82
月日よりなにの事でもしいかりと
ゆうよふにせよちがう事なし
確遵月日神所說
任何事情決無錯
83
どのよふなたすけするのもみなつとめ
月日ゆうよにたしかするなら
任何拯救在聖舞
如遵月日去奉行
84
しんぢつの心あるなら月日にも
しかとうけやいたすけするぞや
真實之心如若有
月日確保賜神祐

85
このたびハたすけするのもしんぢつに
うけよてたすけいまがはじめや
此次拯救乃真實
保證拯救今初次
86
こらほどに月日の心せゑている
そばの心もつとめこしらゑ
月日心意甚急促
近人速備行聖舞
87
このもよふなにばかりてハないほどに
とんな事でもみなつとめやで
準備不限某一種
一切皆為行聖舞
88
つとめでもをなぢ事てハないほどに
みなそれそれとてへをふしゑる
聖舞並非皆一致
教與不同各手勢
89
いままてのみちのすがらとゆうものハ
とふゆうみちもしりたものなし
至今所經之道路
世上無有一人悟
90
これからハとのよなみちもたんたんと
よろづみちすじみなゆてきかす
今後所經一切路
萬般過程漸告汝
91
月日よりなにもみちすじきいたなら
このざんねんハむりてあるまい
月日所講之過程
聽後難怪神憾生

92
月日よりこの一ぢよをはらしたら
あとのところわよふきづくめや
月日遺憾若除清
其後康樂豐實生
93
にちにちによふきづくめとゆうのわな
いかなる事やたれもしろまい
日日康樂豐實事
究竟何指無人知
94
なにもかもよふきとゆうハみなつとめ
めづらし事をみなをしゑるで
康樂皆由聖舞出
萬般珍奇皆告汝
95
たんたんとつとめをしへるこのもよふ
むねのうちよりみなそふぢする
逐漸準備教聖舞
汝等心塵皆掃除
96
あとなるハにちにち心いさむでな
よろづのつとめてへをつけるで
而後日日喜悅至
教以聖舞各手勢
97
このつとめどふゆう事にをもうかな
をびやほふそのたすけ一ぢよふ
對此聖舞如何看
專拯天花保安產
98
このたすけいかなる事とをもうかな
ほふそせんよのつとめをしへる
對此拯救如何想
教人聖舞免痘瘡

99
このみちをはやくをしへるこのつとめ
せかい一れつ心すまする
速將此舞傳世中
可使世界人心澄
100
このはなしどふゆう事にきいている
せかいたすけるもよふばかりを
此話汝等如何聽
只欲準備將世拯
101
どのようなたすけするのもしんちつの
をやがいるからみなひきうける
真實父母因在此
任何拯救皆何賜
102
この事をこれをまことにをもうなら
まことしんぢつ心したいや
如信此事是真實
依照心誠將祐賜
103
心さいしんぢつすんだ事ならば
どんな事でもちがう事なし
只要心能真清澄
任事必定皆賜拯
104
いままでハ月日いかほどをもふても
そばの心にわかりないので
至今月日雖切思
近人卻無一人知
105
これからハどのよなつとめをしへるも
にんけんなるの心でわない
今後教示各聖舞
決非由於人心出

106
月日よりどのよな事もをしゑるで
このよはぢめてない事はかり
萬事月日今將授
皆為創世從未有
107
にんけんの心てをもうよふな事
月日わなにもゆうてないそや
萬般有如世人想
一切月日皆不講
108
月日にハとのよな事も一れつに
みなにをしへてよふきづくめに
月日教人萬般事
康樂豐實彌漫世
109
せかいぢうみな一れつハすみきりて
よふきづくめにくらす事なら
世人若能心澄清
皆過康樂豐實景
110
月日にもたしか心がいさむなら
にんけんなるもみなをなし事
月日亦必心踴躍
世人亦皆同歡樂
111
このよふのせかいの心いさむなら
月日にんけんをなじ事やで
世界人心既踴躍
月日世人同快樂

日本天理教原典《御筆先》:第六號

1
このたひハめづらし事をゆいかける
心しづめてこれきいてくれ
今將說起珍奇事
汝等靜心細聽之
2
なに事も神のする事ゆう事や
そばにしんバいかける事なし
所說所為皆神施
不給近人添心事
3
このはなしどふどしんぢつ一れつわ
心しづめてしよちしてくれ
此話須真靜心聽
切望汝等能悟醒
4
このみちハどふゆう事にをもうかな
このよをさめるしんぢつのみち
此道汝等思何如
治世拯世真實路
5
上たるの火と水とをわけたなら
ひとりをさまるよふきづくめに
權貴區分火與水
康樂豐實自會成
6
この火水わけるとゆうハこのところ
よふきづとめをするとをもゑよ
火水區分於此處
康樂聖舞當奉行
7
このよふをはじめかけたもをなぢ事
めづらし事をしてみせるでな
正如神初創此世
今後更顯珍奇事

8
このよふをはじめてからにないつとめ
またなじめかけたしかをさめる
創世從無此聖舞
保證今後生和睦
9
このよふの月日の心しんぢつを
しりたるものわさらにあるまい
創世月日真實心
此世知者無一人
10
これまでハいかなる神とゆうたとて
めゑにみへんとゆうていたなり
至今所言任何神
肉眼不見眾人云
11
このたびわとのよな神もしんぢつに
あらハれだしてはなしするなり
此次真神顯於世
說與汝等世人知
12
いまからハなにをゆうてもをもふても
そのままみへるこれがふしぎや
從今所說或所思
如實出現真奇異
13
なにもかもあきをあいづにみへかける
よふきづとめにはやくかからよ
麥收期至皆顯出
從速奉行康樂舞
14
せかいぢうをふくくらするそのうちわ
一れつハみなもやのごとくや
世人雖然極眾多
皆如霧中過生活

15
にちにちにすむしわかりしむねのうち
せゑぢんしたいみへてくるぞや
日日心澄且明晰
依心成長知神意
16
このみちがたしかみへたる事ならば
このさきたしかたのしゆでいよ
此道如若真能見
將來樂趣保無限
17
たんたんと心いさんでせきこめよ
はやくほんみちいそぎでるぞや
汝漸踴躍且加急
早奔正道是神意
18
しんぢつのつとめの人ぢう十人の
心を神がうけとりたなら
聖舞人員乃十人
神若接納其真心
19
それからハどのよな事もたんたんと
神のをもわくみなとききかす
而後無論任何事
神意逐漸告人知
20
にちにちに神の心わせゑたとて
人ぢう十人そろいなけねば
神雖日日心焦急
十人不齊亦無益
21
十人のなかに三人かたうでわ
火水風ともしりそくとしれ
十人之中三股肱
須知或撤火水風

22
どのよふな事でも神のする事や
これをやまいとさらにをもうな
無論何事皆神施
切莫認此為病疾
23
なにもかもしんぢつ神のぢふよふを
しらしたいからしてみせるでな
萬般真實全能顯
因神欲使世人見
24
これまでハいかなるみちをとふりても
ひがきたらんでいづみいたなり
至今不管經何路
因時未到待未出
25
このさきハどのよな事もたんたんと
ほんしんぢつをゆうてきかする
今後無論任何事
元始真實漸告知
26
いままでハいかなる神も山山に
をがみきとふゆうたなれども
至今神祗有許多
皆言拜祈有利得
27
このもとをしりたるものかあるならば
たづねいてみよ神がゆるする
利得根源無知人
如有神允可去問
28
またさきハとのよな事もたんたんと
ほんみちつけた事であるなら
如若正道開闢時
以後漸述一切事

29
いままてにない事がかりゆいかけて
よろづたるけのつとめをしへる
從未有事今告汝
並授萬般拯救舞
30
このつとめ十人にんぢうそのなかに
もとはぢまりのをやがいるなり
聖舞人員十人中
元始父母有人充
31
いざなぎといざなみいとをひきよせて
にんけんはぢめしよごをしゑた
月日為創此人世 伊咱那義先招致
伊咱那密亦喚來 授與創人功能事
32
このもとハどろうみなかにうをとみと
それひきだしてふうふうはちめた
起始泥海有魚蛇
招來初吏夫妻合
33
このよふの元はじまりハとろのうみ
そのなかよりもどぢよばかりや
元始世界是泥海
其中只有泥鰍在
34
そのうちにうをとみいとがまちりいる
よくみすませがにんげんのかを
魚蛇混在泥鰍中
細看具有人臉形
35
それをみてをもいついたハしんぢつの
月日の心ばかりなるをや
觀此忽有一思念
月日真實心中現

36
このものにどふくをよせてたんたんと
しゆこふをしゑた事であるなら
此物之外他工具
集來功能漸授與
37
このどふくくにさづちいと月よみと
これみのうちゑしこみたるなら
工具庫尼薩次基
次基又密置體裡
38
くもよみとかしこねへとおふとのべ
たいしよく天とよせた事なら
若再將庫莫又密 並加上卡西叩涅
尚要把歐托諾別 代孝庫天皆集齊
39
それからハたしかせかいを初よと
神のそふだんしまりついたり
而後月日即商搉
決定開始創世界
40
これからわ神のしゆごとゆうものハ
なみたいていな事でないそや
此後祐護神所施
決非一般容易事
41
いままてにない事ばかりはちめるわ
なにをゆうのもむつかしき事
從未有事將開始
所言皆非容易事
42
このよふをはちめかけたるしんぢつを
たれかしりたるものハあるまい
此世創始真實事
恐怕無有一人知

43
これからハとのよな事もたんたんと
ゆうてきかするうそとをもうな
今後諸事漸告知
切莫疑惑是謊事
44
にんけんをはぢめかけたハうをとみと
これなわしろとたねにはじめて
以魚及蛇將人創
用做種源與種床
45
このものに月日たいない入こんで
たんたんしゆごをしゑこんだで
此物體內月日入
而後漸將功能授
46
このこかす九をく九まんに九せん人
九百九十に九人なるそや
子數九億九萬九
再加九百九十九
47
この人を三か三よさにやどしこみ
三ねん三月ととまりていた
使孕三日又三夜
停留三年零三月
48
それよりもぬまれたしたハ五分からや
五分五分としてせへぢんをした
初生身高五分長
以後逐漸再成長
49
このものに一どをしゑたこのしゆごふ
をなぢたいない三どやどりた
以神曾授此功能
三次妊孕同胎中

50
このよふのしんぢつの神月日なり
あとなるわみなどふくなるそや
此世真神唯月日
其他各物皆工具
51
にんけをはぢめよふとてたんたんと
よせてつこふたこれに神なを
月日為了創造人
所集工具賜神名
52
いざなぎといざなみいとが一の神
これてしよこの大じんくくなり
元神開始想人時 伊咱那義並連同
伊咱那密充雛型 此即天照大神宮
53
またさきハなにかたんたんとくけれど
いままてしらん事ばかりやで
此後亦漸告汝知
所講皆屬未知事
54
このさきハなにをゆうてもにんけんを
はぢめかけたる事ばかりやで
十二月廿一日よりはなし
今後要告汝等知
一切皆屬創人事
述自十二月廿一日
55
このよふをはぢめだしたるやしきなり
にんけんはじめもとのをやなり
此宅乃是創世處
伊乃創人元始祖
56
月日よりそれをみすましあまくだり
なにかよろづをしらしたいから
月日看清降自天
乃欲告知事萬般

57
しんぢつに月日の心をもうにわ
めへめへのやしろもろた事なら
月日心中甚希冀
各各神龕皆集齊
58
それよりもぢうよぢざいにいつなりと
をもうままなるはなししよもの
而後可將萬般事
隨時如意告人知
59
いままでも月日のやしろしいかりと
もろてあれどもいづみいたなり
月日神龕確已得
但仍靜待未活躍
60
このたびハたしかをもていあらハれて
なにかよろつをみなゆてきかす
今確顯現於人世
萬般皆告世人知
61
いままでハみすのうぢらにいたるから
なによの事もみへてなけれど
至今月日隱未顯
故而一切未能現
62
このたびハあかいところいでたるから
とのよな事もすぐにみゑるで
月日今借紅衣顯
一切無不立即見
63
このあかいきものをなんとをもている
なかに月日がこもりいるそや
對此紅衣如何看
可知月日在裡邊

64
いままでも月日のままであるなれど
ひがきたらんでみゆるしていた
至今月日隨心做
時機未至皆放過
65
このたびハもふぢうふんにひもきたり
なにかよろづをままにするなり
今番時機足熟矣
萬般無不隨神意
66
それしらす高山にてハなにもかも
なんとをもふてままにするぞや
高山人士不知此
肆意妄為做何思
67
なに事もこのところにハにんけんの
心ハさらにあるとをもうな
任事皆由始祖行
毫無人意存其中
68
どのよふな事をゆうにもふでさきも
月日の心さしすばかりで
任事所言或筆先
無不出自月日心
69
高山ハなにをゆうてもをもうにも
みなにんけんの心ばかりで
高山所說或所想
皆是出自世人心
70
月日よりつけたなまいをとりはらい
このさんれんをなんとをもうぞ
月日賜名擅排斥
對此神憾如何思

71
しんちづの月日りいふくさんねんわ
よいなる事でないとをもゑよ
月日真神怒且憾
莫將此事小可看
72
いままでハ高い山やとはびかりて
なにかよろづをままにしたれど
至今高山甚猖肆
恣意行施萬般事
73
これからハ月日かハりてままにする
なにかの事をまねをしてみよ
今後月日行所欲
如能倣效可試去
74
このところなにをゆうにもなす事も
月日のをもう事ばかりやで
在此所行或所語
皆屬月日心所欲
75
これからハ月日の心ざんねんを
はらするもよふばかりするそや
今後月日心中憾
準備將其一掃乾
76
このさきハどのよなほこりたつとても
これをやまいとさらにをもうな
今後無論何塵生
切莫看成是疾症
77
いままでも月日さんねん山山に
つもりてあるをかやしするぞや
至今神憾如山高
月日必將賜回報

78
いままでもかやしとゆうてといたれど
なんの事やとをもていたなり
至今回報已言及
但人不解是何意
79
しんぢつにかやしとゆうハこの事や
高山ハみなしよちしていよ
回報真意是此事
高山人士皆須知
80
このよふわどろうみなかの事なるし
なかに月日がいたるまでなり
此世本是一泥海
其中只有月日在
81
月日よりしんぢつをもいついたるわ
なんとせかいをはじめかけたら
月日忽生一念頭
欲創世界從未有
82
ないせかいはぢめかけるハむつかしい
なんとどふぐをみたるもよふを
無中創世非容易
總得準備覓工具
83
みすませばなかにどぢよもうをみいも
ほかなるものもみへてあるなり
細看泥鰍魚蛇見
其他工具亦發現
84
そのものをみなひきよせてたんぢやい
にんけんしゆごはぢめかけたら
招來工具與商量
開始賜祐將人創

85
ないせかいはじめよふとてこの月日
たんたん心つくしたるゆへ
因從無中創人世
月日漸漸費心思
86
このみちをしりたるものハさらになし
月日ざんねんなんとをもうぞ
此事更無一人知
月日神憾如何思
87
こらほどにをもてはじめたこのせかい
月日の心なんとざんねん
如此盡心創世間
月日神心甚遺憾
88
月日よりたんたん心つくしきり
そのゆへなるのにんけんである
月日逐漸費盡心
故而方有汝世人
89
ろれしらす今のところハ高山ハ
みなはびかりてままにしている
目前高山不知此
任意橫行極猖肆
90
この月日大一これがさんねんな
どんなかやしをするやしれんで
此乃月日最遺憾
不知將有何報顯
91
このせかい山ぐゑなそもかみなりも
ぢしんをふかぜ月日りいふく
所有山崩或雷火
地震颱風皆神怒

92
どのよふなたいしや高山ゆたんしな
なんとき月日とんてでるやら
大社高山莫疏忽
不知何時月日出
93
一れつハみなみなわがみきをつけよ
月日ゑんりよわさらにないぞや
世人己身應注意
月日更無何顧忌
94
なにもかもせへいいバいにことわりて
それからかかる月日しことを
一切事前必先警
然後月日顯功能
95
とのよふな事もうらみにをもうなよ
みなめへめへのみうらみである
無論何事莫悔恨
如若悔恨恨自身
96
このはなしたんたんくどきつめてある
これしいかりとききわけてくれ
此言在前已講述
希能細聽並瞭悟
97
一れつハみなめへめへのむねしたい
月日みハけているとをもゑよ
所有世人依其心
須知月日與區分
98
月日よりしんぢつ心みさだめて
うけとりしたいかやしするなり
月日鑑定世人心
納後賜報與世人

99
いままでハなにをゆうてもをもふても
みなにんけんの心はかりで
至今所言或所思
皆是出自俗心意
100
これからハよき事してもあしきでも
そのまますぐにかやしするなり
今後無論惡或善
回報立即如實顯
101
いままでハなにかさとりもありたけど
もふこれからハさとりないぞや
至今雖錯神未怒
今後有錯不再恕
102
このよふのしんぢつのをや月日なり
なにかよろづのしよこするぞや
月日此世真父母
萬般無不賜祐護
103
このさきハなにをゆうてもうそハない
みなしんぢつとをもてききわけ
今後所講無謊言
皆當真實聽分明
104
どのよふな事でも月日しんぢつに
をもてはじめた事ばかりやで
月日所做一切事
皆因真實方行施
105
いままでハやまいとゆへばいしやくするり
みなしんバいをしたるなれども
至今患病皆心焦
只知依靠醫與藥

106
これからハいたみなやみもてきものも
いきてをどりでみなたすけるで
今後病痛瘡癤苦
神息手舞皆可除
107
このたすけいままでしらね事なれど
これからさきハためししてみよ
今雖不知此拯救
此後不妨去試求
108
どのよふなむつかしきなるやまいでも
しんぢつなるのいきでたすける
無論任何難病疾
神將賜拯以神息
109
月日よりしんぢつ心みさためて
いかなしよこふもするどをもゑよ
月日鑑定心真實
任何祐護無不施
110
むまれこふほふそはしかもせんよふに
やますしなすにくらす事なら
嬰兒不患天花疹
既不夭折又無病
111
しかときけいかなぢうよふするとても
月日の心ばかりなるぞや
須知任何神全能
皆是出自月日心
112
いままでもたいてくどきもといたれど
まだゆいたらん月日をもわく
今雖大體皆已談
月日心意未講完

113
このたびハなにか月日のさんねんを
つもりあるからみなゆうてをく
月日神憾積成堆
故今一切告汝輩
114
このところたすけ一ぢよとめられて
なんてもかやしせすにいられん
專心拯救今受阻
不與回報怎能悟
115
このかやしたいしや高山とりはらい
みな一れハしよちしていよ
對此回報汝須曉
大社高山皆一掃
116
このはなしなんとをもふてきいている
てんび火のあめうみわつなみや
此言汝等如何聽
天火火雨海嘯興
117
こらほどの月日の心しんバいを
せかいぢうハなんとをもてる
月日掛慮深如此
汝等世人如何思
118
たんたんとくどきなけきハとくけれど
しんぢつなるの心たすける
月日憾意漸告汝
心如轉誠賜祐護
119
どのよふなものも一れつハかこなり
月日の心しんばいをみよ
任人皆是神子女
須知月日心掛慮

120
このよふハ一れつハみな月日なり
にんけんハみな月日かしもの
世界萬物月日創
人體皆由月日貸
121
せかいぢうこのしんぢつをしりたなら
ごふきごふよくだすものわない
這一真實如瞭悟
自私貪婪不再出
122
こころさいしんぢつよりもわかりたら
なにもこわみもあふなきもない
心中瞭悟此真實
更無恐懼危險事
123
月日よりをしゑる事ハみなけして
あとハにんけん心ばかりで
月日所諭毫不聽
世人只知任意行
124
いままでもこのよはじめたしんぢつを
をしへてをことをもたなれども
至今創世真實情
本欲告與世人聽
125
月日よりにちにち心せきこめど
こくけんまちているとをもゑよ
月日每日心焦急
未講乃因時未至
126
このはなしなんとをもふてきいている
月日をもわくふかいりやくを
聽到此言如何思
月日本欲賜深慈

127
こればかり人なみやとハをもうなよ
月日のしごとゑらいをもわく
莫將此事尋常看
月日意圖極深遠
128
月日よりぢうよちざいとももとけと
まだいままでわみゑた事なし
月日屢述全能事
至今未顯人不知
129
このたびハぢうよぢざいをしんぢつに
してみせたならこれかまことや
今將真顯全能事
世人眼見可信實
130
とのよふな事をするのもみな月日
しんぢつよりのたすけ一ぢよ
無論何事依月日
專一拯救真實意
131
たいないゑやどしこむのも月日なり
むまれだすのも月日せわどり
懷姙乃因月日祐
出生亦由月日助
132
このたびハどのよな事もしんぢつに
みなあらわれてしてみせるでな
今次無論任何事
皆真顯世令人知
133
これをみていかなものでもとくしんせ
心したいにいかなぢうよふ
見此世人當悟知
依心全能無不賜

134
どのよふな事をするのもしんぢつの
心したいにみなしてみせる
任何全能無不賜
依看誠心皆顯示

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