1
よろつよのせかい一れつみはらせど
むねのハかりたものハないから
遍觀古今全世界
無人瞭解神心懷
2
むねのハかりたものハないから
なにもしらんがむりでないそや
神意從來未講解
世人不知本難怪
3
なにもしらんがむりでないそや
なにかいさいをといてきかする
而今神顯人世間
神意詳盡講出來
4
このところやまとのしバのかみがたと
ゆうていれども元ハしろまい
大和原地是神館
世人不知其根源
5
このもとをくハしくきいた事ならバ
いかなものでもみなこいしなる
如果詳聞此原因
無人不生懷慕心
6
ききたくバたつねくるならゆてきかそ
よろづいさいのもとのいんねん
若想知悉來問詢
詳告創世萬般情
7
かみがでてなにかいさいをとくならバ
せかい一れつ心いさむる
神顯人間講實情
人心踴躍皆歡欣
8
いちれつにはやくたすけをいそぐから
せかいの心いさめかかりて
神因切望速拯救
使人踴躍去遵行
9
だんだんと心いさんてくるならバ
せかいよのなかところはんじよ
人心如能漸騰踴
世界各地皆繁榮
10
このさきハかくらづとめのてをつけて
みんなそろふてつとめまつなり
以後教傳神樂舞
深望一致齊奉行
11
みなそろてはやくつとめをするならバ
そばがいさめバ神もいさむる
舞人聚齊速行舞
眾人踴躍神悅目
12
いちれつに神の心がいづむなら
もののりうけかみないつむなり
萬事神意若消沈
一切作物難收成
13
りうけいのいつむ心ハきのとくや
いづまんよふとはやくいさめよ
五穀歉收神憐人
應速踴躍免歉稔
14
りうけいがいさみでるよとをもうな
かぐらつとめやてをとりをせよ
如欲五穀得豐收
當行神樂及手舞
15
このたびハはやくてをどりはじめかけ
これがあいずのふしきなるそや
今速開始行手舞
應此神賜奇異福
16
このあいずふしぎとゆうてみへてない
そのひきたれバたしかハかるぞ
奇異並非即時顯
時至顯現確可見
17
そのひきてなにかハかりがついたなら
いかなものてもみながかんしん
時至奇顯如瞭然
無論何人皆感嘆
18
みへてからといてかかるハせかいなみ
みへんさきからといてをくそや
事顯之後人方語
事顯之前神已諭
19
このさきハ上たる心たんたん
心しづめてハぶくなるよふ
今後身為權貴者
應漸心靜互融和
20
このハほくむつかしよふにあるけれと
だんだん神がしゆこするなり
看此和睦似困難
神漸賜祐使實現
21
このよふハりいでせめたるせかいなり
なにかよろづを歌のりでせめ
此世規戒依真理
萬般規戒以歌諭
22
せめるとででざしするでハないほどに
くちでもゆハんなでさきのせめ
雖云規戒非動手
只以筆諫不用口
23
なにもかもちがハん事ハよけれども
ちがいあるなら歌でしらする
萬事最好無過失
若有過失用歌示
24
しらしたらあらハれでるハきのどくや
いかなやまいも心からとて
神示病顯雖憐憫
任何疾病出自心
25
やまいとてせかいなみでハないほどに
神のりいふくいまぞあらハす
此疾絕非普通病
今因神怒而使生
26
いままでも神のゆう事きかんから
ぜひなくをもてあらハしたなり
至今不聽神所言
無奈方使顯外面
27
こらほどの神のざんねんでてるから
いしやもくすりもこれハかなハん
即因神憾使病生
決非醫藥能治症
28
これハかりひとなみやとハをもうなよ
なんてもこれハ歌でせめきる
莫認此疾是常病
必定以歌來促省
29
このたびハやしきのそふじすきやかに
したたてみせるこれをみてくれ
今欲清掃宅院事
此次安排可見實
30
そふじさいすきやかしたる事ならハ
しりてはなしてはなしすれなり
宅院如能掃清時
神意自然可傳知
31
これまでのざんねんなるハなにの事
あしのちんばが一のさんねん
至今何事最遺憾
當然要屬足跛蹇
32
このあしハやまいとゆうているけれど
やまいてハない神のりいふく
雖言足跛是疾苦
此疾非病乃神怒
33
りいふくも一寸の事でハないほどに
つもりかさなりゆへの事なり
神怒非因小事生
乃因日久所積成
34
りいふくもなにゆへなるどゆうならハ
あくじがのかんゆへの事なり
若問神怒何以生
惡事不除久積成
35
このあくじすきやかのけん事にてハ
ふしんのしやまになるとこそしれ
若不清除此惡事
妨礙建設汝須知
36
このあくじなんぼしぶといものやどて
神がせめきりのけてみせるで
不管惡事多頑固
神定促省使清除
37
このあくじすきやかのけた事ならバ
あしのちんばもすきやかとなる
若能清除此惡事
足跛廢疾可全治
38
あしさいかすきやかなをりしたならバ
あとハふしんのもよふハかりを
足跛廢疾全癒時
只待準備建設事
39
一寸はなし正月三十日とひをきりて
をくるも神の心からとて
限於正月三十日
送伊還家是神意
40
そバなものなに事するとをもへども
さきなる事をしらんゆへなり
近人不解是何意
乃因後事人不知
41
そのひきてみへたるならバそばなもの
神のゆう事なにもちがハん
時至事顯近人前
方知神講皆真言
42
いままでハ神のゆう事うたこふて
なにもうそやゆうていたなり
至今懷疑神所講
以為萬事皆是謊
43
このよふをはじめた神のゆう事に
せんに一つもちがう事なし
創世元神所述說
千言之中無一錯
44
だんだんとみへてきたならとくしんせ
いかな心もみなあらハれる
神意漸顯須瞭然
任何心思無不顯
45
よろづよのせかいぢふうをみハたせバ
みちのしだいもいろいろにある
觀遍古今世界中
人生途徑各不同
46
このさきハみちにたとへてはなしする
どこの事ともさらにゆハんで
今後以路做比喻
不言出自何處事
47
やまさかやいばらぐろふもがけみちも
つるぎのなかもとふりぬけたら
山坡棘地或崖道
即是劍林亦穿過
48
まだみへるひのなかもありふちなかも
それをこしたらほそいみちあり
雖有深淵及火坑
越過必能遇小徑
49
ほそみちをだんだんこせばをふみちや
これがたしかなほんみちである
小徑漸過大道顯
此乃確為正道焉
50
このはなしほかの事でわないほとに
神一ぢよでこれわが事
此言並非指他人
信神至上汝自身
51
いままでハうちなる事をばかりなり
もふこれからハもんくかハるぞ
至今只述家中事
此後話題將轉之
52
よろづよにせかいのところみハたせど
あしきのものハさらにないぞや
遍觀古今世界中
並無天生是惡人
53
一れつにあしきとゆうてないけれど
一寸のほこりがついたゆへなり
世人本來無邪惡
乃因心上生薄塵
54
このさきハ心しづめてしやんせよ
あとでこふくハいなきよふにせよ
今後靜心細思考
切莫事後生悔懊
55
いままてハながいどふちふみちすがら
よほどたいくつしたであろをな
迄今旅途長無靠
必定感到極枯燥
56
このたびハもふたしかなるまいりしよ
みへてきたぞへとくしんをせよ
今已確建參拜所
誠心信仰莫疑惑
57
これからハながいどふちふみちすがら
といてきかするとくとしやんを
今後詳述長途程
細思當悟創世情
58
このさきハうちをわさめるもよふだて
神のほふにハ心せきこむ
今後準備治家事
神心只是急待此
59
だんだんと神のゆふ事きいてくれ
あしきのことハさらにゆハんで
逐漸靜心聽神言
邪惡妄謬決不談
60
このこ共二ねん三ねんしこもふと
ゆうていれども神のてはなれ
此女欲養兩三年
無有神祐得歸天
61
しやんせよをやがほどをもふても
神のてばなれこれハがなハん
父母盼女能延年
神不賜祐亦枉然
62
このよふハあくしまじりであるからに
いんねんつける事ハいかんで
此世邪惡易沾染
千萬莫結惡因緣
63
わがみにハもふ五十うやとをもへとも
神のめふにハまださきがある
自認五十力已衰
由神觀之有將來
64
ことしより六十ねんハしいかりと
神のほふにハしかとうけやう
自今尚有六十年
有神作主心可安
65
これからハ心しいかりいれかへよ
あくじはろふてハかきによほふ
今後確須改心意
除掉惡緣迎少妻
66
これとてもむつかしよふにあるけれど
神がでたならもろてくるそや
或許認為此事難
神若親臨事成全
67
にちにちに心つくしたそのゑハ
あとのしはいをよろづまかせる
日日竭誠行神事
其他一切汝主持
68
五人あるなかのににんハうちにをけ
あと三人ハ神のひきうけ
五人之中家留雙
其餘三人為神忙
69
よろづよのせかいの事をみはらして
心しづめてしやんしてみよ
遍觀世界萬般事
靜下心來細沈思
70
いままても神のせかいであるけれど
なかだちするハ今がはじめや
至今神曾創人世
為人作媒是初次
71
これからハせかいの人ハをかしがる
なんぼハろてもこれが大一
此後世人或譏嘲
姻緣大事豈怕笑
72
せかいにハなに事するとゆうであろ
人のハらいを神がたのしむ
世人對此或戲謔
神對嘲笑卻心悅
73
めへめへのをもふ心ハいかんでな
神の心ハみなちがうでな
世人不可錯思念
神心與人不一般
74
せんしよのいんねんよせてしうごふする
これハまつだいしかとをさまる
前世因緣神撮合
賜祐永保如琴瑟
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